ハンバーガー28%↑、外食物価指数29か月連続上昇=韓国(画像提供:wowkorea)
ハンバーガー28%↑、外食物価指数29か月連続上昇=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の外食の物価指数が2年5か月間毎月上昇し、ハンバーガー、キムパプ(韓国海苔巻き)など庶民が好む食べ物がそろって大幅に上昇したことが分かった。

7日、韓国統計庁によると、先月の外食物価指数は117.15(2020年=100)で、一か月前より0.7%上がった。外食物価は前月比基準2020年12月から29か月間持続的に上昇している。

外食物価上昇率は前年同月基準、昨年9月に9.0%まで上昇した後、先月7.6%に鈍化したが、外食物価に対する消費者の負担は持続している。29か月間の外食物価の累積上昇率は16.8%に達する。

品目別にはハンバーガー(27.8%)、ピザ(24.3%)、キムパプ(23.2%)、カルビタン(22.5%)、ラーメン(21.2%)などの上昇率が高くなった。ジャージャー麵(21.0%)、刺身(20.4%)、トッポッキ(19.9%)などもその後に続いた。

外食物価が上がったのは、これまで蓄積された原油・穀物などの原価価格上昇と人件費の引き上げなどが遅れて反映されているためだ。新型コロナウイルス防疫措置が緩和され、食料品需要が外食需要に移った影響も作用した。

家族に関する行事が多い5月に外食需要が増える点を考えると、外食物価は今月にも上がる可能性がある。

外食のほか、個人サービス指数も一か月前と比較して0.8%上がった。特にホテル宿泊料(5.5%)、レンタカー料金(5.0%)、国内団体旅行費(4.4%)、運動競技観覧料(2.5%)など一部の旅行・レジャー関連品目が一か月で2%以上上昇した。これは室内マスク着用義務の解除などにより、関連需要が増えた影響とみられる。

外食などサービス価格が上がり続け、根源物価も上昇傾向を続けている。

石油類の価格下落などの影響で、全体の消費者物価上昇傾向は鈍化しているが、一度価格が上がると下がらないサービス価格硬直化により、根源物価の上昇率は簡単には下がっていない。

先月、経済協力開発機構(OECD)方式の根源物価指標である食料品およびエネルギー除外指数は、一年前から4.0%上がり、前月上昇率(4.0%)と同じだった。9か月間で4%以上を記録している。食料品およびエネルギー除外指数は、昨年11月に4.3%まで上がった後、5か月間0.3%ポイント下落するにとどまった。

同期間、消費者物価上昇率は5.0%から3.7%と、1.3%ポイント下落した。

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