韓国の海洋水産省(画像提供:wowkorea)
韓国の海洋水産省(画像提供:wowkorea)
韓国では5~6月「輸入水産物の原産地表示特別点検」を実施する。点検期間をこれまで(2~3週間)より増やし、対象業者も大幅に拡大する。韓国では、日本の原子力発電所放射能処理水の海洋放流決定により、水産物の安全への懸念が高まっているためだ。

韓国海洋水産部(省)は19日「ことし、輸入履歴があり消費量の多いホタテ貝・マダイ・ホヤなどが重点点検品目だ」として先のように伝えた。

国立水産物品質管理院の輸入水産物流通履歴管理システムに登録されている輸入業者・流通業者・小売業者などを対象に、原産地の未表示・表示方法の違反・偽装表示などを点検する。

また「ホタテ貝・ホヤ・ブリ・アワビ・シログチ(イシモチ)の5種は、7月から飲食店内の原産地表示の対象品目に指定される」ということも、積極的に広報する計画である。

さらに、知能化する違反行為に対応するため、輸入活魚など主要な輸入水産物の搬入地域を重点的に企画捜査していく。

一方、原産地の義務表示対象水産物の原産地を表示しなければ、5万ウォン(約5074円)以上1000万ウォン(約101万4868円)以下の過料が賦課される。また偽装表示した場合、7年以下の懲役や1億ウォン(約1013万9211円)以下の罰金が処される。

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