明日から乳幼児対象新型コロナワクチン接種開始=韓国(画像提供:wowkorea)
明日から乳幼児対象新型コロナワクチン接種開始=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では、明日(2月13日)から乳幼児対象新型コロナウイルスワクチン接種が初めて行われる。韓国疾病管理庁は、もし高リスク群に属する乳幼児は接種を推奨すると助言した。

12日、疾病管理庁新型コロナ予防接種対応推進団は、満6か月から4歳までの乳幼児に対する新型コロナワクチン接種を2月13日から始めると明らかにした。接種には乳幼児用米国ファイザー社ワクチンが使用される。当該ワクチンは食品医薬品安全処が品目許可手続きにおいて、安全性と効果性を確認・検証し、米国やヨーロッパなどの医薬品規制機関も許可・承認したワクチンだ。

乳幼児は、小児や青少年より重症・死亡リスクが大きく、症状発生から死亡までの期間が非常に短い方だ。特に高リスク群に該当する乳幼児であれば、ワクチン接種を積極的に推奨すると説明した。基礎疾患を持つ場合、重症・死亡リスクが大きいためだ。

疾病管理庁によれば、△高用量ステロイドを長期間(14日以上)使用したり、免疫抑制剤治療を受けるなどの深刻な免疫低下者、△骨髄または造血幹細胞移植、キメラ抗原T細胞(CAR-T)療法を受ける場合、△慢性肺・心臓・肝臓・腎疾患、神経・筋肉疾患 、△重症脳性まひまたはダウン症候群(21トリソミー)など、日常生活に助けが必要な障害のある乳幼児などが高リスク群に属する。他にも医師所見により高リスク群として接種が必要と判断される乳幼児にも接種を推奨する。

乳幼児ワクチン接種は、3回の基礎接種を8週(56日)間隔で施行される予定だ。もし3回目の接種時期に5歳になっても5~11歳用の小児ワクチンではなく、以前と同様に乳幼児用ファイザーワクチンを間隔に合わせ接種することになる。

高リスク群の乳幼児の場合、通院・入院中の医療機関で主治医の十分な説明を聞いて接種できるよう、上級総合病院5か所および総合病院63か所を含め、施行する計画だ。乳幼児ワクチン接種可能な医療機関のリストは、新型コロナ予防接種ヌリチブで確認することができる。ただし、乳幼児接種時に予診票作成のため、保護者または法定代理人が必ず同行しなければならない。

一方、中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準、新型コロナ新規感染者は1万2051人と集計され、冬季再流行の減少傾向を見せた。特に新規感染者数は一週間前の今月5日(1万4011人)と比較すると約14.0%減少し、日曜日(土曜日発生)基準では、昨年7月3日1万36人以後、32週ぶりに最小レベルを記録した。

今月5日からこの日までの一週間、一日の新規感染者推移は、1万4011人→5847人→1万6112人→1万7927人→1万4662人→1万3504人→1万2805人→1万2051人だ。今月6日を除き、次第に減少傾向を見せている。

この日、新規感染者のうち海外流入事例は29人で、前日(11日)より5人増えた。重症患者数は268人で前日より16人減少し、死亡者数は23人で、前日より7人増えたと集計された。累積死亡者数は3万3736人と記録された。

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