防疫当局は専門家による諮問会議と予防接種専門員会の審議を経て、乳幼児のワクチン接種計画を策定した。接種には今月12日に国内に導入された米ファイザー製の乳幼児用ワクチンを用いる。8週間の間隔を空けて3回接種する。
一般的に乳幼児が新型コロナに感染して重症化、死亡するリスクは成人ほど高くないが、すでに接種対象となっている小児(5~11歳)、青少年(12~17歳)に比べるとリスクが高いことが分かっている。
疾病管理庁の疫学分析結果によると、国内で初めて新型コロナ感染者が確認された2020年1月以降、新型コロナによる0~4歳の死者は17人で、このうち3人は基礎疾患があった。診断当日に4人が死亡し、6日以内に全員が死に至った。
同庁は、乳幼児は症状が現れたか診断されてから死亡するまでの時間が短く、適期の処置が難しいこともあるため、ワクチン接種が特に重要だと説明した。
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