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旧正月連休期間の交通事故死者数 通常の1.2倍に増加=韓国
【ソウル聯合ニュース】家族連れでの移動が増える韓国の旧正月の連休期間(今年は1月21~24日)には、交通事故1件当たりの死者数が通常の1.2倍に増えることが、17日分かった。 行政安全部によると、交通事故100件当たりの死者数(過去5年間の平均)は149人だが、旧正月の連休期間には180人に上った。 また、道路交通公団の分析結果によると、旧正月前後で交通事故が最も多いのは連休開始の前日で、過去5年間の1日平均(589人)の1.3倍となる748件の事故が発生した。時間帯は午後6時ごろが最も多かった。 旧正月連休に起きた交通事故の原因は「安全義務の不履行」(55.3%)が最も多く、以下「信号無視」(13.1%)、「車間距離の詰めすぎ」(9.3%)の順だった。 また、名節期間は飲酒運転による交通事故や死者数の割合も通常より高かった。 旧正月には祭礼用料理などを作るため火気の使用が増え、火災の危険も高まる。 過去5年間の旧正月連休に発生した住宅火災は計575件で、これにより20人が死亡、50人が負傷した。 火災の発生が最も多かったのは旧正月前日の205件(35.7%)で、旧正月当日は194件(33.7%)だった。 火災の原因は不注意によるものが56.0%で最も多く、電気の接触不良など電気的要因(20.3%)、過熱など機械的要因(7.1%)と続いた。