日本経済新聞によるとこの日、日本の国債市場で国債10年物の金利は一時0.545%まで上昇(債券の価格は下落)した。10年物国債の金利が0.5%を超えたのは2015年6月以来、7年7か月ぶりのことだ。また、日銀が先月20日、長期金利目標の変動幅を既存の「0%から±0.25%程度」から「0%から±0.5%程度」に拡大して以降も初めてのことになる。
日本国内の物価上昇が続いているだけに、長期金利の適正水準が現在より高いとみて、国債を売る動きが続いている結果だと、日本経済新聞は説明した。
今月17~18日の金融政策決定会合で日銀がもう一度緊縮方向に通貨政策を修正できるという期待感が国債売りを促しているという分析だ。東京都の12月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比で4.0%を記録して市場の予想を上回り、日銀の政策変更に対する市場の期待が高まった状況だと、日本経済新聞は付け加えた。
日銀は長期金利を0.5%の水準に下げるためにこの日午後、長期国債を4,000億円規模で買い入れると通知した。その結果、10年物金利は0.515%まで低下した。日銀は2016年から10年物金利が目標変動幅の間で動くように国債を無制限に買い入れるイールドカーブ・コントロール(YCC)政策を展開してきた。
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