「梨泰院事故」特別捜査本部のソン・ジェハン本部長が13日午前、会見を開いた(画像提供:wowkorea)
「梨泰院事故」特別捜査本部のソン・ジェハン本部長が13日午前、会見を開いた(画像提供:wowkorea)
韓国・イテウォン(梨泰院)事故の原因などを集中的に捜査してきた警察の特別捜査本部は13日「地域的・場所的・時期的な状況要因で、人混みが集まることによる危険が予想されていたにもかかわらず、各機関の安逸な問題認識による事前対策の不足・事故前後の不適切な措置などによって、大規模な人命被害が発生した」という内容の最終捜査結果を伝えた。

「警察・自治体・消防・ソウル交通公社など責任ある関係機関の不足な事前予防措置と、事故後の不適切な状況判断などの過失が重なった『事実上の人災』であった」という結論である。

梨泰院事故特別捜査本部のソン・ジェハン本部長はこの日の午前、会見を開き「特別捜査本部は今回の事故の真相確認と責任究明のため、現場周辺のCCTV(監視カメラ)やSNS・メディアの映像・通報の動画など180余点を確保・分析し、2回にわたって国立科学捜査研究院と合同現場鑑識を行ない、事故の場所を精密計測し単位面積(平方メートル)あたりの人混みの密集度を確認した」として、先のような最終捜査結果を明らかにした。

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