16歳が無免許運転で事故…冬休みで故郷を訪れていた20代大学生が死亡=韓国(画像提供:wowkorea)
16歳が無免許運転で事故…冬休みで故郷を訪れていた20代大学生が死亡=韓国(画像提供:wowkorea)
冬休みで故郷を訪れていた20代の大学生が、無免許の10代が運転する乗用車にひかれて死亡した。10代の運転手は非対面で車をレンタルできるカーシェアリングアプリを利用したことが分かった。

 5日、チュンチョンナムド(忠清南道)消防本部とコンジュ(公州)警察署によると、今月3日午前9時34分ごろ、公州市の路上で16歳の男性A君が運転していた乗用車が横断歩道を渡っていた25歳の男性にぶつかって男性は死亡し、運転手のA君も重傷だという。

 事故現場の防犯カメラの映像には、A君が運転する乗用車が速いスピードで走ってきて横断歩道を渡っていた男性にぶつかる様子が映っていた。車は信号の柱にぶつかり、その衝撃で車両から白い煙が出てきている。

 A君は対面しなくても可能なカーシェアリングアプリで知人の免許証や携帯電話を使って認証手続きを経た後、車を借りたという。

 簡単な認証手続きさえ行えば車をレンタルできるカーシェアリングアプリは、未成年者の免許証盗用はもちろん、飲酒や薬物を服用した高危険運転者の区分が不可能だ。

 これに、レンタル時に指紋認識やビデオ通話を通じて免許証の写真と実際の運転手の顔が一致しているのかなど最小限の安全装置とシステムが必要だという声が高まっている。

 一方、警察はA君を交通事故特例法上過失致死などの容疑で立件し、詳しい事故の経緯を調べている。


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