同じ日に連続して知的障害の女性に性暴行...60代・70代に懲役刑=韓国(画像提供:wowkorea)
同じ日に連続して知的障害の女性に性暴行...60代・70代に懲役刑=韓国(画像提供:wowkorea)
同じ町に住む知的障害の女性に対して、同じ日に性犯罪を犯した60代の男性と70代の男性に懲役刑が言い渡された。

プサン(釜山)地方裁判所は性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(障害者偽計など姦淫の疑い)で、60代のA氏と70代のB氏に懲役3年と5年をそれぞれ言い渡したと、23日に明らかにした。また、これらに対して、40時間の性暴力治療プログラムの履修も命じた。

A氏は昨年8月16日午後1時ごろ、釜山北区のあるマンションで重症知的障害を持った女性を性暴行した疑いで、B氏は同日午後9時ごろ、同じ女性を性暴行した疑いで起訴された。A氏とB氏はお互いを知らない間柄であったことが確認された。

一人で居住している被害者と同じ町内に居住するA氏とB氏は、被害者が知的障害者である事実を知って犯行に及んだ。これらは電話で被害者を出て来るよう懐柔したり、直接訪ねて行ったりした。

犯行後、被害者は障害ヘルパーと社会福祉士の助けを得て、犯行事実を警察に通報した。

裁判所は「この事件の犯行は社会的な関心と保護が必要な障害者に対する性暴行犯罪で罪質が非常に不良だ」とし「犯行後、被害者にお金を渡すなど被害者の判断力が落ちる点を利用して犯行を揉み消したり隠そうともした」と指摘した。

続けて、「さらにB氏は過去に殺人罪の前科があるにもかかわらず、再びこの事件のような重大な犯罪を犯したため、それに相応する処罰が必要だ」と量刑理由について明らかにした。
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