ユーチューブチャンネル、韓文哲TVキャプチャー(画像提供:wowkorea)
ユーチューブチャンネル、韓文哲TVキャプチャー(画像提供:wowkorea)
韓国で、渋滞道路でサイレンを鳴らす救急車に道を譲ったが、10分も経たないうちに近くのカフェから救急車の運転手がコーヒーを買って出てきたという主張があった。

13日、ユーチューブチャンネルの‘ハン・ムンチョル(韓文哲)TV’には‘応急状況だと思って道を譲ってあげたらコーヒーショップ?’というタイトル題名の映像が載せられた。

映像の情報提供者A氏が車を運転していた2日の午前8時ごろ、プサン(釜山)市ナム(南)区のある片道1車線道路が渋滞していた。この時、後ろから救急車がサイレンを鳴らしながら走ってきたので、渋滞していた車は救急車が通れるように道を空けた。

続いて約7分後、A氏は近くのカフェの前で(先ほど通過していった)救急車が停車しているのを目撃した。その後、救急車の運転手は片手にコーヒーを持ったまま救急車に再び乗車した。救急車の運転手が渋滞を抜けようと警光灯とサイレンをつけてコーヒーを買いに行ったというのがA氏の主張である。

A氏は「救急車を最初から最後まで見てはいないが、患者を病院に運んできたとは言えない時間だ。近くに救急室がある病院からカフェは距離上約1キロだが、出勤時間で渋滞すると5分はかかる」と主張した。

さらに「道を譲ったところから救急救命センターがある病院まで行ってくるのは現実的に不可能だ。譲ったところから当該病院までは普段7~8分、通勤時間帯には10分以上かかる」と付け加えた。

リアルタイム放送で行われた視聴者投票では‘患者は乗っておらず、運転してカフェに来た’という回答が49人(98%)、‘非常に速いスピードで病院に患者を運んで行き、カフェに来た’という回答が1人(2%)となった。ハン・ムンチョル弁護士は「真実は(救急車の運転手)本人だけが知っている」と述べた。

応急医療に関する法律第45条第1項によると、救急車の運転者が応急患者移送などの用途外に運用する場合、1年以下の懲役または2000万ウォン(約211万円)以下の罰金に処し、6か月以内の業務停止処分を受けることになる。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83