外交か国民感情か...日本での観艦式参加を巡って悩む韓国海軍(画像提供:wowkorea)
外交か国民感情か...日本での観艦式参加を巡って悩む韓国海軍(画像提供:wowkorea)
韓国政府は来月6日、日本の神奈川県南部の相模湾で開かれる海上自衛隊創設70周年観艦式に参加するかどうかを27日に決定するものとみられる。

政府消息筋によると26日、27日に開かれる国家安全保障会議(NSC)で、韓国海軍艦艇の日本の観艦式派遣に関する内容を議論することが分かった。

25日、海上自衛隊はホームページを通じて今回の国際観艦式参加規模と参加国家などを公開した。このリストには大韓民国は含まれていない。オーストラリア・フランス・カナダ・インド・インドネシア・マレーシア・ニュージーランド・パキスタン・シンガポール・タイ・英国・米国など12か国の艦艇18隻が参加する予定だ。

ただし、海上自衛隊は「外国海軍などの参加状況については変更ごとに更新予定」と明らかにし、今後変動の可能性があることを知らせた。日本は今回の観艦式に大韓民国を含む「西太平洋海軍シンポジウム」に参加の21か国のうちロシアを除くすべての国を招待した。

日韓関係の改善に積極的なユン・ソギョル(尹錫悦)政府は、日本の招請を受諾して観艦式と捜索救助訓練にも参加する案を検討している。海軍が今回の海上自衛隊観艦式の招請を受け入れることになれば、2015年以来7年ぶりの参加となる。

しかし、韓国海軍の海上自衛隊観艦式への参加は旭日旗に対する敬礼問題で論議を呼んでいる。旭日旗は旧日本軍が使っていたもので侵略戦争と軍国主義の象徴と見なされているためだ。海上自衛隊は1954年の発足当時から自衛艦旗として旭日旗を採択した。海上自衛隊旗に対する国民の感情などを考慮して、韓国軍当局は観艦式への参加問題を簡単に決められない状況だ。
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