韓悳洙、国務総理(画像提供:wowkorea)
韓悳洙、国務総理(画像提供:wowkorea)
ハン・ドクス(韓悳洙)国務総理は18日、北上中の台風14号への対応について「災難状況で一瞬の油断も許されない」と強調した。

韓国務総理はこの日の午後、政府ソウル庁舎で主宰した台風14号対処状況の点検会議で「台風14号が九州地方に上陸し、列島に沿って移動すると予測されているが、わが国も絶対油断する状況ではない」とこのように明らかにした。

続いて「台風の強風半径があまりにも広く、わが国にも大きな影響を及ぼすと予想される。特に先の台風11号で多くの被害があった地方自治体では、特別に警戒心を持って備えてほしい」と要請した。

また、政府は国民の安全が最優先という目標の下、可能な限りの措置を講じるとし、この日の正午から中央災難安全対策本部(中対本)の非常勤務第2段階を発令し対応していると明らかにした。

韓国務総理は「台風の状況により最高段階である非常勤務3段階発令も積極的に検討するなど総力対応する」と強調した。

韓国務総理は「海岸沿いの低地帯では格別の注意が必要だ」として、関連自治体と消防・警察・海洋警察などに防波堤や海岸道路への出入り自制、先制的な住民避難などを通じて人命被害が発生しないよう格別に留意するよう指示した。

特に先の台風11号が北上した当時、一部のユーチューバーが台風状況を生中継しながら危険な行動を取り、危険を自ら招いたと指摘し「このような行動は絶対自制し、当局でも再発防止のために徹底的に取り締まることを願う」と述べた。

さらに「看板落下・施設物倒壊など、小さな問題でも人命被害が発生する可能性がある。万が一のある危険性に徹底的に備えるように」と述べた。

韓国務総理は地方自治体と関係機関に対し「台風が完全に過ぎるまで緊張感を維持し、非常勤務などの備えに万全を期すように」と繰り返し強調した。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83