オンライン開催された21年のARF閣僚会議に出席した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官(当時、上)と北朝鮮の安光日大使(画面中央、外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
オンライン開催された21年のARF閣僚会議に出席した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官(当時、上)と北朝鮮の安光日大使(画面中央、外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】8月初旬にカンボジアの首都プノンペンで開催予定の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に、北朝鮮からは崔善姫(チェ・ソンヒ)外相ではなくASEAN代表部大使を務める安光日(アン・グァンイル)駐インドネシア大使が出席する見通しだ。 韓国の外交関係者によると、北朝鮮は今年のASEAN議長国のカンボジアに安氏の出席の意向を伝え、登録手続きを行ったとされる。登録は22日に締め切られる。 北朝鮮が崔氏の代わりに安氏を出席させるのは、新型コロナウイルスの流行状況を考慮したためとみられる。安氏は、新型コロナの影響でオンライン開催となった2020年、21年の同会議にも外相の代わりに出席した。 ARFは北朝鮮が参加する唯一の域内の多国間協議。新型コロナの流行以降、北朝鮮が多国間の会議に対面で出席するのは珍しい。ただ、安氏の地位を考慮すると会議では北朝鮮の従来の立場を発表する程度にとどまるとの見方が多い。
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