在宅勤務の短所は意思疎通の不足?...10人に6人が「意思疎通はむしろ楽」=韓国(画像提供:wowkorea)
在宅勤務の短所は意思疎通の不足?...10人に6人が「意思疎通はむしろ楽」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でIT企業に在職中のA氏(30歳)は、新型コロナウイルスのパンデミック以降、事務所に出勤することが大幅に減った。 会社が勤務方式を在宅勤務に変えたからだ。 たまに必要な時だけ事務所に出勤すれば良い。 これにより、A氏は会社生活に対するストレスが大幅に減った。 業務効率性も高まったと感じる。

彼は「在宅勤務をする時は、ほとんどのやりとりをカカオトークでするので、より踏み込んだ内容をやりとりすることができて良い」とし、「文章を整理することで、業務体系もさらに整っているようだ」と話した。

在宅勤務経験者の半分以上は在宅勤務時、事務所出勤よりチームワークや意思疎通が容易だと感じるという調査結果が出た。通常、在宅勤務の短所として「意思疎通の不足」が挙げられたことを考慮すれば、多少意外な結果だ。

韓国の就職情報サイトが在宅勤務の長所と短所および適正施行日数などと関連し、男女会社員830人を対象にアンケート調査を行った結果、彼らのうち62%が在宅勤務をしたことがあると答えた。

在宅勤務経験者は主に、在宅勤務時にチャットやメッセンジャー(77.5%・複数回答)などで業務関連のやりとりをすると答えた。 続いてテレビ会議(62.7%)、メール(44.4%)、電話(41.7%)を挙げた。

回答者の約60%は在宅勤務時、事務所出勤よりチームワークと意思疎通が楽だったと答えた。反対に「悪くなった」という答えは14.8%にとどまった。

在宅勤務をしながら困難を感じた部分としては、迅速な情報伝達(26%)を最も多く挙げた。 社内のニュースや職員のニュースなどに直ちに接することができないのが一番難しいという説明だ。

「長時間説得が必要な深みのある対話は困難」(24.3%)、「遠隔勤務システムが不満足」(18.8%)、「テレビミーティングの負担感」(15.1%)なども在宅勤務の短所として挙げた。

回答者の半分ほどは、在宅勤務活性化のためには在宅勤務詳細マニュアルを構築することが必要だと答えた。 遠隔勤務に最適化されたシステム導入を要求する回答も相次いだ。

希望する在宅勤務の割合を問う回答には、週2回(41.9%)が最も多く、週3回(23.3%)、週1回(17.6%)、週4回(4.9%)の順だった。毎日在宅勤務を挙げた人たちは7.1%に過ぎなかった。 在宅勤務が必要ではないと答えた人も5.2%いた。

回答者10人のうち7人は、事務所出勤と在宅勤務を適切に並行した場合、ほとんどの業務にシナジー効果があると予想した。

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