ソーシャルディスタンス緩和により二重あごをなくすための顔の脂肪吸引に関心が増加＝韓国報道

過去2年間、マスクのない野外活動は想像もできなかった。しかし、韓国では最近ソーシャルディスタンス措置や防疫政策が緩和され、屋外でマスクを外すことが可能になった。

このような状況で、まもなく室内でもマスクを外せる時が来るかもしれないと期待が高まっており、これまでマスクで隠されていた顔の部分のケアに関心が集まっている。新型コロナウイルスの流行期間中に体重が増加し、丸くなった顔のラインと脂肪の除去などを始める人が増加している。特に頬の肉や二重あごなど、過度に蓄積された脂肪を除去するためにクリニックを訪れる人が増えている。

365mc病院の顔脂肪吸引センター長のソ・ソンイク院長は「顔のラインを丸くする脂肪を除去し、細長く美しい顔に改善しようと当院を訪れるお客様が多い」と語り、「顔の脂肪吸引により頬の肉だけでなく二重あごやあごの周辺の不要な脂肪を取り除くと、よりはっきりとした輪郭とシャープなあごのラインを作ることができる」と話し、「最近は中年層が童顔に戻るためにアンチエイジング治療の一環として当院を訪れる方も増えている」と語った。

ただし、ソ院長は過度に蓄積された脂肪は、むやみに手術によって解決しようとするのは良いことではないと強調する。普段、健康な食生活習慣や運動があってこそ、最上の効果を出すことができるという。これは顔だけでなく腹部、二の腕、太ももなどすべての部分に行われる脂肪吸引に当てはまる話だ。

「むくみ」も大きな悩みの種になる場合がある。夕方には解消されるが、毎朝むくむ場合が問題だ。特別な疾患などの問題がないのに顔が頻繁にむくむ場合、特発性浮腫を疑うべきだ。これは特に女性によく見られるむくみで、概して毛細血管壁の透過性変化や、長く立っていたり座って生活する習慣、ホルモンバランスの問題などの影響が原因となる。その上、女性は生理周期の影響を受けて、むくみがさらにひどくなることもある。

むくみがひどい場合、むくみを取るための処置を受けるより、健康的な生活習慣を維持することが重要だ。夜食を避けてストレッチングを習慣化することが効果的だ。これとともに十分な水分摂取、カリウムやアルギニンなどが豊富に含まれる食べ物を摂取することも役立つ。これはむくみを解消するだけでなく、顔についた余分な肉を落とすのにも役立つ。