中国で旅客機墜落事故が発生…中国民間航空機の大規模事故は12年前の「伊春墜落事故」以来(画像提供:wowkorea)
中国で旅客機墜落事故が発生…中国民間航空機の大規模事故は12年前の「伊春墜落事故」以来(画像提供:wowkorea)
中国東方航空の旅客機が昆明空港から広州空港へ向かう途中、広西チワン族自治区梧州で墜落した。中国での旅客機の大規模事故は、2010年に黒竜江省伊春市で発生した飛行機墜落事故以来12年ぶりのこととなる。

 中国の政府機関「中国民用航空局」の統計によると、2月19日の時点で中国の民間航空機は137か月連続で無事故を続けていた。これは中国の統計上、最長記録だった。

 中国メディアによると、前回の事故は2010年8月24日に起こった河南航空の旅客機事故。同機は黒竜江省ハルビン市の太平空港から同省伊春市にある林都空港へ向かう途中で墜落した。搭乗者96人のうち44人が死亡した。

 また、2000年代には4件の大事故が発生している。2000年6月には、武漢航空の旅客機が武漢市郊外で墜落して49人が死亡。2002年4月、中国国際航空の旅客機が北京空港から韓国のキメ(金海)空港へ向かう途中、キョンサン(慶尚)南道キメ(金海)市で墜落し、搭乗者166人のうち128人が死亡した。2002年5月には中国北方航空の旅客機が大連市近郊で墜落し、搭乗者112人全員が死亡した。2004年11月には、内モンゴル自治区包頭から上海へ向かっていた中国東方航空の旅客機が離陸直後に墜落し、搭乗者53人と地上にいたスタッフ2人が死亡していた。
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