ロシアは戦死した兵士にわずか「1万2,000円」支給...一方のウクライナはロシア軍に対して降伏すれば「530万円」提供(画像提供:wowkorea)
ロシアは戦死した兵士にわずか「1万2,000円」支給...一方のウクライナはロシア軍に対して降伏すれば「530万円」提供(画像提供:wowkorea)
ウクライナへの侵攻が連日続いている状況で、ロシアがウクライナで戦死した兵士の遺族に約1万2,000円を支給するという事実が分かった。

一方、ウクライナはロシアの軍人が降伏した場合、約530万円の補償金を支給すると明らかにした。

ウクライナ現地紙の「キーウ・ポスト(kyivpost)」は1日、公式ツイッターのアカウントに「ロシア連邦国防部はウクライナとの戦争で戦死したロシア軍人らの家族に1万1,000ルーブル(約1万2,000円)を支給するだろう」と書いた。

該当記事を見たネチズンたちは「わずか110ドル?」、「これが犠牲に対する対価か」、「一体誰のための戦争なのか」、「話にならない」、「生命より大切なものはない」として荒唐だという反応を示した。

一方、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防部長官は同日、ツイッターに「我々はロシア軍人らに選択の余地を提供する。この不当な戦争で死んだり、あるいは補償を受けるだろう」と述べた。

同氏は「もし武器を置いて自発的に降伏すれば、完全な赦免とともに500万ルーブル(約530万円)の補償金を受け取ることができる」と説明した。

これと関連して、米国のテレビ局である「ザ・デンバーチャンネル(The denver channel)」は、「ウクライナがロシアの軍人らに『平和の献物(peace offering)』としてお金を提供しようとしている」と解釈した。

一方、ロシアはウクライナの軍事施設のほか、民間人の居住地まで攻撃しながら、多数の死傷者が発生している。

特に、人口が密集している首都キエフと主要拠点都市の民間地域では、死者が続出していることが伝えられているが、国連はウクライナで少なくとも406人の民間人死傷者が発生し、56万人が避難したと把握した。

ロシア軍の戦死者数については、まだ公式集計が出ていないが、米国紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」は前日、ロシア軍の戦死者数が増えながら、プーチン大統領が政治的打撃を受ける可能性があると報じた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99