サッカー女子アジアカップ準優勝の韓国チェ・ユリ 「つらい痛み…反省し成長につなげる」

サッカー女子アジアカップ決勝に進出した韓国が惜しくも優勝を逃し、準優勝で大会を終えた中、韓国代表のチェ・ユリが「つらい痛み…反省し成長につなげる」と心境を明かした。

　コリン・ベル監督率いるサッカー女子韓国代表は6日、インド・ナビムンバイでおこなわれたサッカー女子アジアカップ決勝で中国代表に2-3で敗れ、大会2位（準優勝）となった。

　韓国は前半、チェ・ユリ（仁川現代製鉄）の先制ゴールなどで2点を挙げてリードしたが、後半に失点を重ねて逆転負けを喫した。

　試合後、インタビューに応じたチェ・ユリは「前半、良いプレーでゴールも挙げることができてよかった。でも後半は悔しさだけが残り、反省している」と目を赤くしながら話し、「つらい痛みだ。この痛みを忘れず、次の試合に臨まなければならないと思う」と述べた。

　また「今大会を前に、長い合宿生活でトレーニングをしながら準備してきたことを5試合で全部出し切ろうと思っていた」とし、「それだけ成長したと信じているし、これからも成長していきたい。（決勝では）勝利で応えることができなかったが、たくさんの応援に感謝している」とサポーターに感謝のメッセージを伝えた。