中国「渤海油田」の原油生産量が大幅増…初めて国内油田で1位に(画像提供:wowkorea)
中国「渤海油田」の原油生産量が大幅増…初めて国内油田で1位に(画像提供:wowkorea)
中国の国有石油会社・中国海洋石油集団の発表した資料により、同社の2021年の渤海(ぼっかい)油田での原油生産量が3013.2万トンに達したことが分かった。これにより、渤海油田の原油生産量は前年の2020年に比べて50%増加し、黒竜江省の大慶油田を抜いて中国で最も生産量の多い油田となった。

 中国メディア「界面新聞」の報道によると、大慶油田は世界十大油田の1つに数えられ、1959年の発見から2020年まで中国での原油生産量が最も多い油田だった。去年の原油生産量は2536万トンで、天然ガスの生産量は465.23億㎥だった。

 一方、渤海油田は現在50以上の油田・ガス田と180以上の生産施設を有しており、最近3年間で原油8535.3万トン、天然ガス91.5億㎥を生産している。

 中国海洋石油集団によると、同社は2025年までに原油・天然ガスの生産量を年間4千万トンまで引き上げる計画だ。

 中国政府は近年、海洋における石油開発に力を入れている。その中でも、中国海洋石油集団は2021年の原油生産量が4864万トンに達し、前年比323万トンの増産に成功するなど、中国の原油増産制作をけん引している。
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