中国メディアによると先日、COP26が開かれている英国・グラスゴー市で行われた記者会見において、米「AP通信」の記者が解振華特使に対し「英語で直接答えてもらうことは可能ですか」と質問。解大使は少しためらった後「君が中国語で質問してくれないか」と答え、逆にこの記者に対して中国語で質問するよう要求した。
中国国内ではこの解大使の対応について「神対応だ」などと称賛が相次いでいる。対照的に、国外からは冷たい視線が注がれている。
同記者はさらに「中国はいつもアメリカを歴史上最大の(温室効果ガスの)排出国だと非難している。バイデン大統領もこれを認めているが、現在は中国こそ最大の排出国である。これについてどう考えているか」と質問。解特使はこれに対し「(中国は)まだ発展段階にあるが、すでに排出量を大幅に抑えている」と回答し、多くの発展途上国における1人あたりの炭素排出量は中国よりも高いと指摘した。
また、解特使はトランプ政権の「パリ協定」脱退により、世界的な気候変動対策の進展が遅れているとし、「アメリカこそ(私たちに)早く追いついて、私たちと協力しなければならない」と述べた。
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