「性的目的のため」…「トイレに隠しカメラ」取り付けた校長が容疑を認める=韓国(画像提供:wowkorea)
「性的目的のため」…「トイレに隠しカメラ」取り付けた校長が容疑を認める=韓国(画像提供:wowkorea)
自身が勤務する小学校の女子職員トイレに隠しカメラを取り付けた疑いを受けている校長が検察に身柄を引き渡された。

韓国キョンギ(京畿)道アニャン(安養)警察署は5日、管轄内の小学校校長A氏を性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影)と性的目的による不特定多数が利用する場所への侵入、通信秘密保護法違反などの疑いで検察に拘束送致した。

A氏は女子職員トイレに2~4cmサイズの小型カメラ1台を設置し、携帯電話で女性の身体の一部を隠し撮りした疑いを受けている。また、教職員の対話内容を許可なく録音した疑いも受けている。

トイレを利用したある教職員B氏が便器の近くにカメラが設置されていることを発見して学校に知らせ、警察は学校の管理者にもかかわらず、A氏が通報に消極的だった点などを疑って面談の末に犯行事実を確認した。

A氏の携帯電話には被害者C氏の身体を隠し撮りした映像6件と該当映像をキャプチャした写真3枚が発見された。事務所や自宅のパソコンなどもデジタルフォレンジックの過程を経たが、まだ追加の被害者は確認されていない状況だ。トイレに設置された小型カメラのメモリチップは外側が一部破損しており、復旧作業が進められている。

性暴力処罰法違反の疑いで緊急逮捕された校長は先月30日、容疑だけでなく女子職員トイレに無断侵入した性的目的による公共の場所への侵入の疑いも追加されたことが分かった。

逮捕後、A氏はカメラ設置と携帯電話の撮影を認めながらも「性的な意図はなかった」と主張したが、前日に行われた2次調査で「性的な目的で犯行に及んだことを認める」と立場を覆し、供述を翻した。

警察関係者は「メモリチップの破損が激しく、現在は業者に送って復旧を進めている」とし「A氏に余罪があると見て捜査を継続するつもりだ」と述べた。なお、京畿道教育庁は事件直後、A氏を免職処分した。
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