「卒業生の90%は合格するのに」…日本の“元内親王の夫”が弁護士試験に不合格=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「卒業生の90%は合格するのに」…日本の“元内親王の夫”が弁護士試験に不合格=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 徳仁天皇の姪である小室眞子さんの大学時代の同窓生であり一般人の同い年の夫・小室圭さん(30)が米国ニューヨーク州の弁護士試験で不合格となった。無難に合格するという日本のマスコミの期待とは違う結果だ。現在、ニューヨークにある法律事務所で法務助手として働く小室さんとしては、来年2月にある試験に再び挑戦する計画だ。

 小室さんは2018年8月に米国に留学した。2017年、眞子さんとの婚約を発表するやいなや、小室さんの母親が元婚約者から借りたお金を返済していなかったという暴露話が出てきたのだ。議論が高まり、東京にある法律事務所の職員だった小室さんは弁護士になるため、ニューヨーク州にあるフォーダム大学のロースクールへの逃避性留学を行った。

 米国での留学生活の間、小室さんは情熱的な学生だった。フォーダム大学ロースクールのある学生は日本の週刊誌『週刊文春』に「質疑応答の時間に一番先に手を挙げて質問していた学生が小室さん」だとし、「講演が終わるやいなや講師に駆けつけて名刺を渡すなど、目立つ学生だった」と回想した。

 3年間の課程を終えた小室さんは今年7月にニューヨーク州の弁護士試験を受験した。多くのメディアは小室さんは簡単に資格試験に合格すると見ていた。ニューヨーク州司法試験受験者の合格率が通常70%であるうえ、昨年は問題数が減ったことで合格率が89%まで上がったためだ。また、フォーダム大学ロースクール卒業生の合格率が90%前後という点を考慮しても、小室さんの合格が予想される状況だった。

 しかし、ニューヨーク州司法試験委員会が今月29日にホームページで公開した合格者リストに小室さんの名前はなかった。今回の試験の合格率は例年より下がった62.7%を記録した。NHKによると、小室さんは身近な人々に「今回の試験結果は不合格だった。本当に申し訳ない」と話しているとし、「来年2月の試験にまた挑戦する」と述べたという。

 無難な合格が予想されたが、合格率60%の弁護士試験に不合格になったことをめぐって、小室さんの資格論議が再び高まっている。大学時代に法学を専攻しておらず、弁護士資格もない法律事務所の職員であった小室さんがフォーダム大学に学費免除の奨学金をもらって入学できたのは、未来の天皇の義兄という背景が働いたのではないかという疑惑だ。

 この疑惑について、小室さんは今月26日に開いた結婚発表の記者会見で釈明した。フォーダム大学の公式サイトに「眞子さまの婚約者」として自身が紹介されたことについて、「皇室を利用したというのは事実ではない」とし、自身ではなく大学の判断によるものだと説明したからだ。

 小室さんの不合格の結果を受けて、眞子さん夫婦がどのように生計を立てるのかに関心が集まっている。眞子さんは一般人である小室さんと結婚し、皇族から離脱する代わりに約1億5000万円にも上る「元皇族としての品位維持」のための一時金を受け取ることが可能だった。しかし、眞子さんは結婚に対する全国民の反対の中、この一時金の受け取りを放棄した。

 2人はニューヨークでも物価が高いことで有名なマンハッタンでの新婚生活を準備している。マンハッタンの家賃は居間と部屋が一つのマンションでも300万ウォン(約29万円)を超える水準だ。今年9月からマンハッタンにある法律事務所で弁護士を支援する業務を行っている小室さんは弁護士試験に合格した後に同事務所で弁護士として勤務する予定だったが、それさえも難しくなってしまった。

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