協議に出席した(左から)魯本部長、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
協議に出席した(左から)魯本部長、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇韓米日高官 北ミサイル発射に対話呼びかけ「緊密な連携維持」 北朝鮮問題を担当する韓米日の高官による協議が19日(米東部時間)に米ワシントンで行われ、3カ国は北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられる短距離弾道ミサイルを発射したことに懸念を示し、北朝鮮が早期に対話の場に参加すべきだとの立場を確認した。韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長は協議終了後に行った記者会見で「朝鮮半島情勢を安定的に維持することが重要だとの意見で一致し、今後の状況を注視しながら朝鮮半島平和プロセスの早期再稼働に向けた緊密な連携を維持することにした」と強調した。◇新規コロナ感染者1571人 前日比500人増 中央防疫対策本部は、20日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1571人増え、累計34万6088人になったと発表した。市中感染が1556人、海外からの入国者の感染が15人。1日当たりの新規感染者数は前日の19日(1073人)より498人多い。新規感染者数は7月上旬に首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に流行の「第4波」が始まってから106日連続で1000人を超えている。今月9日以降は2000人未満が続き、18日、19日は連続で1100人を下回ったが、この日は再び1500人台に急増した。◇労組全国組織が大規模集会 ソウル都心は厳戒態勢 労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟(民主労総)による大規模集会が行われ、ソウル都心では各地に警察のバリケードや検問所が設置されるなど緊張感が漂った。警察は地方からの応援部隊も含め約1万2000人を投入して対応に当たった。警察トップの金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長は19日、新型コロナウイルスの防疫体制を危険に陥れる違法行為を厳しく取り締まるよう指示しており、警察は違法集会を速やかに解散させ、首謀者を処罰する方針だ。◇文大統領が国産戦闘機に乗り領空飛行 航空宇宙・防衛展に合わせ  文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、歴代大統領で初めて国産戦闘機に搭乗して領空を飛行した。文大統領はこの日、京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)で「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」(ソウルADEX)の開会式に出席した。通常、大統領は行事会場の入り口まで車で移動するが、文大統領は京畿道・水原の空軍基地で初の国産戦闘機「FA50」に搭乗し、中部の忠清南道・天安やソウルの上空を飛行してからソウル空港に降り立った。ADEXに合わせ、国民や外国の要人に国産戦闘機の安全性と優秀性をアピールする狙いとみられる。◇政府が油類税引き下げ検討 原油高受け 政府がガソリンや軽油に課される「油類税」の引き下げを検討していることが分かった。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼同部長官が、国会企画財政委員会による国政監査で明らかにした。洪氏は国際原油価格が2018年10月以来の高値となっており、当面下がりそうにないとして、「来週ごろには措置が取られるのではないか」との見通しを示した。洪氏のこうした発言から、政府が来週中に油類税の引き下げを発表する可能性があるとの見方が出ている。
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