JYPエンターテインメント、下半期の業況好調・日本ボーイグループデビューに期待=韓国報道(画像提供:wowkorea)
JYPエンターテインメント、下半期の業況好調・日本ボーイグループデビューに期待=韓国報道(画像提供:wowkorea)
現代自動車証券は18日、JYPエンターテインメントについて「華やかな市場成長率に比べ、残念な業績を記録した」と判断した。4~6月期の業績はコンセンサスを大幅に下回った。ただ、下半期の業況の好調ぶりや第4四半期の日本ボーイズグループデビューなどは期待できるという評価だ。投資意見である“買い”の維持、目標株価は5万ウォン(約4690円)と従来(4万5000ウォン、約4220円)よりも11%上方修正した。 現在、JYPエンターの株価は17日基準で4万3400ウォン(約4100円)だ。

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 現代自動車証券のキム・ヒョンヨン研究員はこの日の報告書で「4~6月期の業績は売上高95億ウォン(約8億9100万円)、営業利益95億ウォン(約8憶9100万円)と、市場期待値を30%も大幅に下回る実績を記録した」とし、「外形成長率はレコード販売量が4~6月期に167万枚と過去最高を更新した影響で、全社の成長率をけん引した」と分析した。

 続いて「ただし、収益性が相対的に低いレコード・音源の割合が売り上げの64%を占め、売り上げ総利益率、営業利益率など全般的な収益性は減少した」と説明した。

 営業利益率も2019年第1四半期以来の最低値を記録した。キム研究員は「営業利益率は4~6月期に23.5%となり、2019年1~3月期以来の最低値となった。一方で、エンターテインメント部門10~12月期の営業利益でも4位を記録し、市場成長率に比べやや残念な実績を記録した」と判断した。

 第3四半期の増益基調は続くものと見られるが、市場成長率を下回る可能性が高いと見込んだ。キム研究員は「7~9月期の実績は売り上げ高380億ウォン(約35億6400万円)、営業利益125億ウォン(約11億7200万円)と二桁の成長は続くと見通している。7~9月期のアルバム販売量は「Stray Kids」のカムバックを含め、120万枚と前年同期水準を記録すると予想される」とし、「前年同期と似たアーティスト活動量でも利益が増加する理由は、海外音源、YouTubeなど持続的かつ固定的に発生するプラットフォーム性格の売り上げが増加したことに起因する」と判断した。

 続いて、「7~9月期のK-POPアルバム市場成長率が40%前後と予想される状況であることを考慮すれば、JYPエンターテインメントの市場成長率下落はもう少し続くだろう」と予想した。

 大手エンターテインメント4社の投資魅力度で相手に優位を占める時期は、日本におけるボーイズグループデビューの可視化時期であるとキム研究員は挙げた。

 キム研究員は「TWICEの販売量は今年まで3年連続減少が確実視される状況で、「Stray Kids」と「ITZY」の現水準の活動量だけで超過成長を導くには力不足」とし、「日本でのボーイズグループデビューが可視化する第4四半期に投資魅力度が優位に転換するはずだ。業況の好調ぶりによる株価の同調化を享受するものの、第4四半期の新人デビュースケジュール、オフライン公演を再開するかどうかによって、さらなる上昇が決まるだろう」と強調した。
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