【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が15日に発表した輸出入物価指数によると、5月の輸入物価は前年同月比2.1%上昇した。上昇幅は4月(1.7%上昇)に比べると多少拡大したが、低水準が続いているといえる。
 国際原材料価格の下落が、輸入物価を押し下げていると分析された。
 輸入物価を前月比で見ると、原油や石油製品を中心に1.9%下落した。前月比マイナスは4月(1.0%下落)から2か月連続で、2011年5月(2.3%下落)に次ぐ下落幅となった。
 品目別では、原材料が前月比3.9%下落した。農林水産品、原油、鉱産品価格がそろって下がったため。中間財が0.7%、消費財が0.9%下落した半面、資本財は1.6%上昇した。
 一方、5月の輸出物価は前年同月比3.2%上昇、前月比は0.3%下落した。

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