新たに作成された柳寛順の公式肖像画=7日、ソウル(聯合)
新たに作成された柳寛順の公式肖像画=7日、ソウル(聯合)
独立運動家の柳寛順(ユン・グァンスン)の肖像画について、忠南大学絵画学科の尹汝煥(ユン・ヨファン)教授が新たに描いたものが公式に標準として採用された。文化観光部が2日に明らかにしたもの。従来使われていたものは1986年に描かれたもので、獄中での暴行や拷問などで顔がはれているなど、刑務所収監時代の受刑者写真を元にしているため、実際の外見と違うほか、年を取って見えるとの指摘を受けていた。

 新しい肖像画は、梨花女子高講堂でいすに座り太極旗を携えている。3・1独立運動を目前に不安な表情を見せながらも、正義を守ろうとする愛国心にあふれた少女の姿が描かれた。チマチョゴリ、革ぐつなどは徹底的な検証の上で再現され、顔部分は顔面筋肉組織を線と点で表現する朝鮮時代後期の画法が用いられている。


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