平昌冬季オリンピックが幕を閉じました。いろんなドラマ、エピソードが生まれ、
印象深いですね。一方、大きく報道されないだけで、無数のドラマやエピソードが
存在していたんだろうな、と想像したりもします。

さて、平昌五輪開会式、入場行進の順番問題もいよいよクライマックスです。

マケドニアの順番について、やっと分かりました!……とは言いつつも、
素直に出題者の方に降参しました。ギブアップ!早速、出題者の方からの
お答えをご紹介します。 (韓国語に対するカタカナルビと日本語訳は私がつけました)。

「もともとは구 유고슬라비아 마케도니아 공화국(ク ユゴスrラビア マケドニア コンファグk
/旧ユーゴスラビアマケドニア共和国)なのですがカナダラ順に入場行進をすると
(マケドニアと)仲の悪いギリシャが、その次の選手団一人のガーナを挟んで
行進することになり、韓国政府は英語表記を韓国読みにすることを考えたそうです。

Former Yugoslav Republic Of Macedoniaの頭文字を並べて
韓国語読みにした結果が피롬(ピロm/FYROM)となるわけです。
Formerを気を利かせて포머などとしてしまうと順序がわからなくなってしまいます。」

とのことです!これは難しすぎました。マケドニアが피롬(FYROM)に大変身していただなんて。

마케도니아가 피롬이라는 이름으로 입장한 것을 듣고 놀랐습니다.
(マケドニアガ ピロミラヌン イルムロ イpチャンハン ゴスr トゥッコ ノrラッスmニダ
/マケドニアがフィロムという名前で入場したことを聞き、驚きました)

ちなみに、ギリシャとマケドニアに関しては、ちょうど2月28日の読売新聞国際欄に
「マケドニア 改名検討 ギリシアと国名論争20年」という記事が載っています。

また、今回のこの入場行進順のことで別の読者の方からもお便りを頂戴したのですが、
イタリアの位置もハングル順でなかったそうですね。詳しくは、その読者の方の
書かれたブログ記事をご覧ください(こちら
)。

やはり国家・地域間の軋轢(あつれき)が原因なのですが、例えば私たちの
日常生活のレベルでも、誰さんと誰さんの席は離したほうがいいとか、
いろいろ起こりますよね。いくら平和をとなえても、そういうことがああいった
国際スポーツの祭典にまで起こると考えると、嗚呼、人間とは!?なんて
嘆きたくなってしまいます。

あ、メルマガが暗く終わってしまいそうな危機(笑)……、
ということで、気を取り直して。

冬のスポーツの祭典が終わったあとはロシアサッカーワールドカップが
待っています。東京オリンピックももう二年後。あっという間ですね。

今日から三月。韓国は新学期です。ピカピカの一年生たちがそれぞれの
新天地に向かいます。
そんな姿を想像しつつ、私たちも年度末の三月を過ごしましょう!



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