キム・アジュン
キム・アジュン
韓国女優キム・アジュンはロマンチックコメディジャンルで唯一、強い面を見せた。

キム・アジュン の最新ニュースまとめ

 キム・ヒョンソク監督がメガホンを取った「クァンシクの弟クァンテ」(2005)ではクァンテの恋人キョンジェ役で注目され、ワントップ主演として出演したキム・ヨンファ監督の「カンナさん大成功です!」(2006)では観客600万人を超える大ヒットを記録した。

 アクションやドラマジャンルに押されて、ロマンチックコメディジャンルが大きな力を発揮できずにいた昨年も彼女が出演した『私のPSパートナー』は200万ちかい成績を収め、善戦したという評価を受けた。

 この度、キム・アジュンが再びロマンチックコメディに挑戦した。新人のイ・ヒョンジョン監督がメガホンを取った映画「CATCH ME」を通じてのことだ。キム・アジュンに去る4日ソウル・鐘路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)のカフェで会った。

 「国内で作られたロマンチックコメディのシナリオは、ほぼすべて入ってくるみたいです。ロマンチックコメディは、可能ならば70~80代になってもやりたい。今回の映画はキャラクターが独特で、従来の演技とは違うように演じることができそうで選びました」。

 映画で彼女は、警察大を首席で卒業したホテ(チュウォン)の心を奪う初恋であり、伝説的な泥棒ジンスク役を務めた。映画は大部分ホテの視点で描かれているが、エピソードはいつもジンスクの無茶な行動で始まる。

 「これまでの作品ではわたしが感情を表現すればするほど劇が盛りだくさんになりました。でも、今回の映画は少し違いました。できるだけ感情を節制しようと努力しました。あくまでもわたしではなく、ホテが話を導いていくからです。なるべくホテの感情に合わせようと気を使いました」。

 物を盗むシーンがあり、ワイヤーアクションも披露する。彼女は「特に難しくありませんでした」とし「『海神』以降、ほぼ初めてアクションのようなことをしましたが、次は本格的なアクション演技をしたいですね」と述べた。

 キム・アジュンは「カンナさん大成功です!」以降、しばらく国内の映画界で空白期を持った。大学院に進学し放送映像学を学び、米中合作映画「アメージング」(2013)にも出演した。

 「ヒマラヤの王者」で好評を得たフー・シュエフォア監督がメガホンをとって、ホァン・シャオミンやエリックメビウスが出演するアクションファンタジー映画だ。

 「国籍が異なった複数の人が集まって仕事をするのがとても面白かったです。俳優、スタッフとは自然と親しくなりましたよ。多国籍プロジェクトをしても国内と特に変わらなかったようです。システムが私たちより少し劣るものの、プロジェクトの規模はとても大きく優れた人材も非常に多かったです。機会があれば次も海外で仕事をしてみたいです」。

 2004年映画「オッケドンム」で映画界に入った彼女はデビュー9年目を迎えた。近いうちにデビュー10年を迎える気持ちはどうかという質問に「(23歳の同い年)コ・アラ、パク・シネ氏もデビュー10年になりました。早くデビューした俳優がうらやましいです」とし「キャリアが積まれるほど実力も積まれる俳優になりたいです」と述べた。

 「観客が『あの女優が出演するなら信頼できる』と思ってもらえるように、たゆまず努力します。そんな努力を通じて、年をとればとるほど良い作品、わたしがやりたい役を続けられたら嬉しいです」。


映画「キャッチ・ミー」10年ぶりに会った初恋がかたき同士?
映画「キャッチ・ミー」10年ぶりに会った初恋がかたき同士?




Copyrights(C)wowkorea.jp 0