最終日の営業終了後、今シーズンを振り返るチャ・テヒョン、チョ・インソン。
最終日の営業終了後、今シーズンを振り返るチャ・テヒョン、チョ・インソン。
チャ・テヒョン×チョ・インソンの人気シリーズ「見習い社長の営業日誌」(tvN)の第3弾「見習い社長の営業日誌3」が2月1日(木)に終了した。今シーズンは前作より1話増え、全14話で完走。最終回視聴率は5.3%(ニールセンコリア調べ、全国基準)だった。

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今シーズンは舞台を米国に移し、韓国人マート(ASIAN MARKET)を10日間運営する模様が描かれ、規模や仕事量の多さから、イム・ジュファン、ユン・ギョンホ、パク・ビョンウンが正社員に昇格(⁉)し、チャ・テヒョンとチョ・インソンをサポート。アルバイトは英語が堪能で時には日本語も話せるハン・ヒョジュ、パク・キョンリム、キム・アジュン、パク・ボヨン、パク・インビといった女性ゲストが顔を揃え、エンディングはこれまでと同様、ホン・ギョンミンがディナーショーで締めくくるという展開だった。

安定した人気を誇る「見習い社長の営業日誌」だが、今シーズンは好評の声ばかりではなかった。このマートの人気商品であるキンパプ(のり巻き)を作るとき、出演者がマスクや衛生キャップを着用せず、おしゃべりをしていたことなどを一部視聴者から指摘され、放送序盤から衛生問題をめぐって物議をかもした。また、この番組の要である地元住民との交流という部分において、英語での会話をゲスト頼みにしていたこともあり、英語でのコミュニケーション問題も取りざたされた。

しかし、衛生問題は制作側が謝罪。英語問題に関しても、レジ担当のチャ・テヒョンが徐々に慣れてきたのか、ある瞬間から英語でスムーズに対応できるようになり、むしろ成長していく姿を見せ、視聴者も厳しい視線から温かい視線へと変化していったように感じる。地元住民との温かい交流を通じた“人間味あふれるバラエティー”という番組の軸となる部分はしっかり守られ、今シーズンもたくさんの人に笑いや癒しを届けたのではないだろうか。

最終回では、ディナーショーでホン・ギョンミンがある曲を歌い、チャ・テヒョンが涙する場面もあった。チョ・インソンによると、その曲というのは、チャ・テヒョンのマネジャーからのリクエスト曲で、チャ・テヒョンがつらいとき、お酒を飲んで家に帰る前、よく聴いていた曲だとか。

「どうりで。なんでこの曲を歌うんだろうと思った」と合点がいったチャ・テヒョンはさまざまな感情が込み上げたのかうるっとし、目を押さえた。すると、その隣でユン・ギョンホももらい泣き。まさか最後にチャ・テヒョン社長を癒す、温かいサプライズ演出があるとは予想だにせず、感動的な雰囲気に包まれる場面が印象的だった。

そして、社長のチャ・テヒョンとチョ・インソンは先にイム・ジュファン、ユン・ギョンホ、パク・ビョンウンの3人を見送り、本来のASIAN MARKETの社長ともあいさつを交わした後、マート前のベンチに座り、お互いを労った。

チャ・テヒョンは「次からは軽はずみな言動はやめよう。俺が問題なんだよな。じっとしてなきゃいけないのに」と反省し、「今回はすごく大変だった。でも、いくつか得たこともあって、一番大きいのは“外国人は怖くない”ってこと?(これからは)逃げないと思う」と振り返り、チョ・インソンがふと「ここはアメリカで合ってるよね?」と言うと、「ドローンがたくさん撮ってくれてるよ。俺たちもテレビで確認しなきゃ(笑)」とチャ・テヒョン。ほのぼのとした2人らしい終わり方だった。

番組が終了してから、チャ・テヒョンは事務所を通じてコメントを出し、自分たちの手落ちにより視聴者を不快な気分にさせてしまったことを謝り、英語問題についても後悔が残っていることなどを率直に明かしつつ、それでも地元住民に助けられ、学びの多かったシーズンだったと伝えている。

これまでもそうだったように、早くもシーズン4を期待する声も上がっているが、その前にチャ・テヒョンは同じtvNの新バラエティー「アパートメント404」に出演し、2月23日(金)に放送がスタートする。
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