第3話で、イ・ジョンハにすっかり騙され驚くJENNIE。
第3話で、イ・ジョンハにすっかり騙され驚くJENNIE。
「BLACKPINK」JENNIEの約5年ぶりのバラエティー・レギュラー出演で話題のtvN謎解き型バラエティー「アパートメント404」が2月23日(金)からスタートした。Amazon Prime Videoでも配信され、JENNIE効果か、世界規模で人気を博しているようだが、本国の韓国での反応はどうなのだろうか。

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出演はJENNIEのほか、ユ・ジェソク、オ・ナラチャ・テヒョン、ヤン・セチャン、イ・ジョンハという豪華ラインナップ、演出はSBS人気番組「ランニングマン」の元PDで、SBS「ミチュリ8-1000」、tvN「シックスセンス」シリーズを手掛けてきたジョン・チョルミンPDという布陣。

また、当初は「見習い社長の営業日誌3」の後枠として2月15日から毎週木曜に放送される予定だったが、金曜のゴールデンタイムに編成が変わり、期待されていたが、蓋を開けてみると初回視聴率は2.7%、第2話(3月1日放送)は2.1%、第3話(3月8日放送)は1.7%(ニールセンコリア調べ、全国基準)とじりじり下がっており、好調どころか、不振と言わざるを得ない状況だ。

「ミチュリ8-1000」以来、約5年ぶりとなるユ・ジェソクとJENNIEの再会をはじめ、意外にもバラエティーのレギュラー番組では初共演となるユ・ジェソクとチャ・テヒョン、Disney+オリジナルドラマ「ムービング」のチャ・テヒョンとイ・ジョンハのバラエティー共演など、いわゆる“ケミ(相性)”への期待もあったが、それだけでは人気を引っ張れない。

各話のエピソードは、実際に韓国のアパートで起きた事件をもとに、当時を再現したアパートに集まった6人が隠された手がかりやゲームを通して、その秘密を解明していくというもので、6人の中にスパイも混じった人狼的な要素も含まれるという構成だ。

“韓国バラエティー初の実話をもとにした時空間超越推理バラエティー”とうたっており、目新しいものが始まるのかと思いきや、どこかで見たことがあるような光景が浮かび、不振の大きな原因として“既視感”が挙げられている。

6人を2つのチームに分け、相手を力や知恵でねじ伏せながらミッションを行う点が「ランニングマン」、偽物を見極め、駆け引きをする点が「シックスセンス」、巨額(勝利)を独占しようと仲間を裏切る点が「ミチュリ8-1000」を思わせ、ジョン・チョルミンPDが手掛けてきた番組の要素が少しずつ垣間見えると言われているのだ。

しかも、「ランニングマン」のユ・ジェソクとヤン・セチャン、「シックスセンス」のユ・ジェソクとオ・ナラが顔を揃えていることから、なおさらそう感じるというわけだ。また、キャスティングでいえば、ジョン・チョルミンPDと初めて息を合わせるのがチャ・テヒョンとイ・ジョンハの2人だけだが、イ・ジョンハは「ミチュリ8-1000」のソン・ガンと同じ事務所ナムアクターズに所属。このようにジョン・チョルミンPDのこれまでの番組と重なり合う部分が多々見られ、その世界観が散漫しているため、好き嫌いが分かれ、多くの視聴者を取り込めないでいると指摘されているようだ。

とはいえ、番組はまだ始まったばかりだ。JENNIEは、オ・ナラに負けず劣らずリアクションが大きくキュートさ全開なうえ、推理力もバツグンで名探偵ぶりを発揮。第2話ではスパイ側の役割を見事に果たし、みんなをあっと驚かせる名演技も見せた。

また、笑顔がトレードマークの末っ子イ・ジョンハは、お人よしな一面を持ち、愛されるイジられキャラ的なポジションにあり、毎回騙される側だったが、第3話では悪魔のようなスパイを演じ切ってみんなをすっかり騙し、華麗なる一人勝ちを収めた。

このように最後にドンデン返しが待っている、という展開がこの番組の見どころであり、その衝撃の度合いが面白さの度合いにもなりそうだ。今後の放送では、イ・ジョンハが不在の日、代わりに「TOMORROW X TOGETHER」ヨンジュンが出演すると報じられている。ヨンジュンの登場が起爆剤になるだろうか。どちらにしても、トップアイドルのJENNIE×ヨンジュンのバラエティー共演は大きな話題になるだろう。

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