行政安全相の母死去　訃報出さず静かに葬儀終える＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の李祥敏（イ・サンミン）行政安全部長官が先ごろ母親を亡くし、静かに葬儀を執り行っていたことが３日、分かった。　行政安全部によると、李氏の母は今月１日に死去し、出棺は３日午前に行われた。李氏は訃報を出さず、祭壇も設けなかった。高官が慶事・弔事を公表しないケースはあるが、李氏のように親の葬儀で祭壇を設けないのは極めて異例だ。　行政安全部は、大雨による被災者がいまだ苦しい状況にあり、全国的に猛暑と休暇シーズンが重なったこの時期に訃報を出せば多くの人々に苦労や迷惑をかける恐れがあることから、静かに葬儀を執り行ったと説明している。