1970年4月1日、第1期浦項製鉄所の着工式で、着工ボタンを押すパク・ジョンヒ(朴正煕)大統領とキム・ハクリョル(金鶴烈)副総理、パク・テジュン(朴泰俊)社長(画像提供:wowkorea)
1970年4月1日、第1期浦項製鉄所の着工式で、着工ボタンを押すパク・ジョンヒ(朴正煕)大統領とキム・ハクリョル(金鶴烈)副総理、パク・テジュン(朴泰俊)社長(画像提供:wowkorea)
ポスコグループは3日、ポハン(浦項)製鉄所の第1期施設完成から50周年を記念する行事を開催したと発表した。これに先立ちポスコ(当時は浦項総合製鉄)は1970年4月1日、年産103万トンの第1期粗鋼生産施設を着工。1973年7月3日、第1期浦項製鉄所を完成させた。

チェ・ジョン の最新ニュースまとめ

同社はこれまで、鉄鋼専門の米調査会社ワールド・スチール・ダイナミクス(WSD)が、世界の鉄鋼会社の規模や技術力、収益性などによる評価を行う「世界でもっとも競争力のある鉄鋼会社」において13年連続で1位になるなど、世界の鉄鋼会社として成長してきた。

記念行事当日、ポスコグループは2030年まで計121兆ウォン(約13兆3727億円)を投資する計画を発表した。

既存の鉄鋼事業に次世代モビリティ産業をけん引するバッテリー材料事業を推進し、同グループの目標「2050カーボンニュートラル」達成のため、水素事業に集中投資する。

ポスコグループのチェ・ジョンウ(崔正友)会長は「全体の投資の60%以上に相当する73兆ウォン(約8兆円)を浦項とクァンヤン(光陽)などの国内に投資し、韓国の均一な発展と雇用創出に貢献する」と述べた。

これはグループ会社の設立当時、本社の位置を巡ってキョンサンブクド(慶尚北道)や浦項市など地域間であった葛藤をなくし、地域の発展を考慮した決定だとみられる。

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