韓国　けさのニュース（４月２６日）

◇尹大統領がＮＡＳＡ施設訪問　月探査「アルテミス計画」に本格参加へ　米国を国賓訪問している尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２５日（米東部時間）、ハリス米副大統領の案内で米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）ゴダード宇宙飛行センターを訪れた。これに合わせ韓国科学技術情報通信部とＮＡＳＡは宇宙探査協力の強化に向け共同声明を発表した。韓国大統領室は報道資料で、韓国がこれを機に米主導の有人月探査「アルテミス計画」に本格的に参加すると説明した。◇尹大統領「韓米は先端技術同盟」　両国のシナジーに期待　尹錫悦大統領は２５日（米東部時間）、米ワシントンで開かれた韓米先端産業フォーラムであいさつし、「米国の中核技術と韓国の先端製造力が出会えば両国にとって利益となる大きなシナジーを生み出すことができるだろう」として、今回の訪米を機に両国が名実ともに先端技術同盟であることを再確認し、企業も新しく革新的なビジネスチャンスを創出できることを期待すると述べた。また、「両国は核心価値を共有し、経済的にも緊密につながっており、フレンドショアリング（友好国間のサプライチェーン構築）関係に発展できる最適のパートナーだ」と評価した。◇最大仏教宗派　文化財観覧料を来月４日から免除　韓国最大の仏教宗派「大韓仏教曹渓宗」が、登山客の反発を受けて国の指定文化財の観覧料を来月４日から全面免除する方針を固めたことが分かった。文化財保護法は、国の指定文化財の所有者が文化財を公開する場合に観覧料を徴収できると規定している。これに基づき、曹渓宗傘下の６５寺院は入場客から指定文化財の観覧料を受け取っている。だが、文化財がある区域を通る登山者らは観覧料ではなく通行料と変わらないと反発し、一部は訴訟を起こしていた。◇新規コロナ感染者１万６３８３人　前週比約１００人減　中央防疫対策本部は、２６日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１万６３８３人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約１００人減少した。