銀メダルを手に笑顔を浮かべる車俊煥=(AFP=聯合ニュース)
銀メダルを手に笑顔を浮かべる車俊煥=(AFP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国フィギュアスケート男子のエース、車俊煥(チャ・ジュンファン、21)が25日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)で開かれた世界選手権のフリーで自己ベストの196.39点をたたき出し、韓国男子では初めて世界選手権の表彰台に立った。ショートプログラム(SP)との合計296.03点も自己ベストで、車はフリーの後、「すべて出し切った」と喜びを爆発させた。   世界選手権には苦い思い出があった。昨年の北京五輪で韓国男子最高の5位となり、その後の世界フィギュアでメダルを期待されたもののスケート靴に問題が生じて棄権した。今年は万全の準備をして雪辱を期した。2連覇を果たした宇野昌磨には及ばなかったが、ノーミスの演技で韓国フィギュアの新たな歴史を刻んだ。「良くない記憶があった世界選手権だが、いい思い出を作ることができた」と笑顔がはじけた。 車の活躍で韓国男子は来年の世界選手権の出場枠3を確保した。「北京五輪の後、次回五輪は3枠を確保したいと言ったが、その始まりになるようだ。とても幸福で光栄」と語った。
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