”通算100試合”達成の元韓国代表ク・ジャチョル、サポーターに謝罪 「個人記録よりチームの勝利が重要」

元サッカー韓国代表で「チェジュ（済州）ユナイテッド」所属のク・ジャチョル（34）が、「個人記録よりもチームの勝利が重要」として、勝利できなかったことをサポーターに謝罪した。

ク・ジャチョル の最新ニュースまとめ

　ク・ジャチョルは去る12日、インチョン（仁川）サッカー専用スタジアムで行われた「仁川ユナイテッド」との「ハナ1Q Kリーグ1 2023」第3節でピッチに立った。前半15分、ハン・ジョンムに代わって投入されたク・ジャチョルは、この試合でKリーグ通算100試合出場を達成した。

　2007年「Kリーグ新人ドラフト」3位で「済州ユナイテッド」に入団。同年4月11日、第4節（1-0勝利）に先発出場してプロ生活をスタートした。

　偶然か必然か、ク・ジャチョルは”伝説のスタート”となった「仁川ユナイテッド」との試合で、Kリーグ通算100試合出場を達成したのだ。しかし、彼にとって「個人記録」は重要ではなかった。

　終了のホイッスルが鳴ると、チームが勝利できなかったことに悔しさをにじませ、サポーターに謝罪。「敗北を喫してしまったため、個人記録は重要ではない」とし、「いま僕にとって重要なのは、サポーターが望んでいる勝利だ」と明かした。

　試合後、ク・ジャチョルは「僕は負傷も経験し、苦しい瞬間があった」とし、「その苦しい時期があったからこそ、もっと”ひとつ”になって団結すれば、相手との違いを生み出せると思っている」と覚悟を新たにチームの結束を誓った。