遺族と握手する朱氏(左・共同取材)=20日、ソウル(聯合ニュース)
遺族と握手する朱氏(左・共同取材)=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で158人が死亡したソウルの梨泰院雑踏事故の真相究明と再発防止のための国会による国政調査特別委員会の委員に選出された与党「国民の力」の議員らが21日から国政調査に参加する。国民の力の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表が20日、記者団に明らかにした。 同委員会は21日に1回目の現場検証を行う予定で、与党の委員らもこれに参加するという。 面談前、朱氏と同党の国政調査特委の委員らは雑踏事故の遺族約10人と懇談会を開いた。 同特別委を巡っては、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官の解任建議案を最大野党「共に民主党」が国会に提出。解任建議案が11日の国会本会議で可決されたことを受け、国民の力の所属の委員らがこれに反発して辞意を表明していた。そのため特別委は19日に共に民主党など野党3党のみで会議を開き、調査日程の決定や証人の採択などを行っていた。 特別委の委員は共に民主党から9人、国民の力から7人、その他の少数政党から2人が選出され、委員長は共に民主党の委員が務める。
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