韓国SK会長「日韓、未来に焦点を合わせねば」…「協力アジェンダは多い」

韓国SKグループのチェ・テウォン （崔泰源）会長は「韓国と日本は、未来協力のための多くのアジェンダを共有している」とし「両国が未来に焦点を合わせなければならない」と力説した。

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チェ会長は5日（現地時間）米ワシントンDC近くのサラマンダー・リゾートで、チェ・ジョンヒョン（崔鍾賢）学術院の主催で開かれた “トランス・パシフィック・ダイアログ・フォーラム”の日韓協力特別セッションの歓迎の辞で「われわれは韓日関係において若干の問題があることはわかっている」とし「（今回のフォーラムで）意味のあることへの生産的な討論が成されるだろう」と語った。

チェ会長は、歴史学者E・H・カーの “歴史とは何か”について言及し「彼は『歴史とは過去と未来の対話だ』と語った」とし「昨年われわれが（このフォーラムで）供給網と経済安保問題について議論したように、（両国の）人たちは未来に焦点を合わせなければならない」と強調した。

チェ会長は「われわれは未来協力のための多くのアジェンダをもっている」と語った。つづけて「これからこのセッションは『われわれはどこにいて、未来のアジェンダは何であり、実際に協力する方法が何なのか』をあつかうだろう」とし「私は『これが両国にとってよい手段となり、韓米日3か国の関係にも有益となるだろう』と考える」と語った。

またチェ会長は取材陣に「同盟国同士が今直面している問題が何であり、互いの利益を深堀りしていく必要性がある」と伝えた。

つづけて「いまやマーケットが分離する問題が生じていることから、相手をより一層理解しなければならない」とし「過去のフリーマーケットの形態よりかは、管理された保護主義の形態に戻っているため、結局政策や規制と関係があり、そのため多くの理解が必要だ」と語った。