<女子ゴルフ>ツアーに復帰したチョン・インジ「実戦感覚を引き上げて満足」(画像提供:wowkorea)
<女子ゴルフ>ツアーに復帰したチョン・インジ「実戦感覚を引き上げて満足」(画像提供:wowkorea)
約2か月ぶりに試合に出場したチョン・インジが復帰戦を終えた。

チョン・インジ の最新ニュースまとめ

 チョン・インジはことし9月、KLPGAツアーKB金融スターチャンピオンシップに出場した後、病院を訪れて精密検査を受けた結果、胸郭出口症候群による炎症診断を受けた。その後、1か月以上にわたり、休息と治療に専念してきたチョン・インジは去る12日、米フロリダ州ベルエアのペリカンGC(パー70、6341ヤード)で開催された2022LPGAツアーペリカン選手権で復帰した。

 2か月ちかく試合に出場できなかったチョン・インジは、今大会で通算4アンダー206を記録し、22位をマークした。空白期があったが、3日間オーバーパーの試合がなかったという点で早く競技力を取り戻した。

復帰戦を終えたチョン・インジは「来週(シーズン最終戦)の大会に行く前にコースで実戦感覚を高めることに集中した試合だった」とし「最後の仕上げが少し残念で気に入らない部分もあったが、それでも今週の試合でショートゲームやパット感をもう少し引き上げたようだ。来週はボギーのないラウンド、もっといい試合をしたい」と自評とともに期待をのぞかせた。

 LPGAツアーは来る18日から2022シーズン最後の大会であるCMEグループ・ツアー選手権が開催される。

 チョン・インジは「来週には2022シーズンが終わるが、後悔が残らない試合をしたい」とし「わたしが持っているすべての集中力とエネルギーを惜しみなく注ぎ込んで韓国に行きたい」と覚悟を固めた。続けて「現在、ショット感が良い状態だ。多くのことを変えるよりパッティング感さえもう少し引き上げれば、より多くのバーディーを作り、低い点数を出すことができそうだ」と期待した。

 最終戦であるCMEグループ・ツアー選手権は優勝賞金200万ドルでLPGAツアー大会の中で、最多賞金がかかっている。ことし6月、KPMG全米女子プロゴルフ選手権で4年ぶりに優勝したチョン・インジが、最終戦で再び優勝トロフィーを手にすれば、今シーズンをデビュー以来、最高のシーズンにすることができる。2016年からLPGAツアーでプレーし、3勝を挙げたチョン・インジは、まだ1シーズン2勝以上を挙げたことがない。2015年全米女子オープン優勝のときは非会員だった。

 チョン・インジは「優勝賞金やお金については考えていないが、選手たちに確かにまた別の動機づけにもなっているようだ」とし「優勝すればジャックポットが爆発した気分ではないかと思う」と述べた。

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