韓国　けさのニュース（９月２７日）

◇首相　安倍元首相国葬参列のため訪日　韓悳洙（ハン・ドクス）首相は２７日、韓国政府代表弔問団の団長として安倍晋三元首相の国葬に参列するため、１泊２日の日程で日本を訪問する。国葬に出席するため訪日した海外の要人と会談するほか、日本の政財界関係者とも面会する予定だ。韓首相は２７日午前、東京でハリス米副大統領と会談する。２８日午前には岸田文雄首相と会談する。両国関係の改善に向けた韓国政府の意志を伝えるとみられる。◇大型アウトレットの火災　きょう合同鑑識　韓国中部・大田市儒城区の大型アウトレットモールで２６日に発生し、７人が死亡した火災について、原因を明らかにするための鑑識作業が２７日午前から始まる。警察、国立科学捜査研究院、韓国電気安全公社、消防当局などが参加する現場合同鑑識では、火が出る様子が捉えられた防犯カメラの映像や目撃者の証言などを基に、地下１階の荷物の積み下ろしスペース付近で詳しい調査が行われる見通しだ。◇北朝鮮国連大使　韓米合同演習「戦争の導火線に火をつける行為」　北朝鮮の金星（キム・ソン）国連大使は２６日（米東部時間）、北朝鮮の核の脅威に対応するために行われている韓国と米国の海上合同演習を非難した。金氏は、米ニューヨークの国連本部で行った国連総会での一般討論演説で「米国はいまこの時も朝鮮半島周辺で非常に深刻な憂慮を生じさせる海上合同演習を行おうとしている」とし、「朝鮮半島情勢を戦争の接点に追い込む導火線に火をつける、極めて危険な行為だ」と主張した。◇年間所得１千万円超の高所得者１１９万人　全体の４．９%　年間所得が１億ウォン（約１０００万円）を超える高所得者が２０２０年の時点で１２０万人に迫ったことが分かった。国会企画財政委員会に所属する最大野党「共に民主党」の陳善美（チン・ソンミ）国会議員が国税庁から提出を受けた資料によると、２０年の年間所得が１億ウォンを超えた人は１１９万４０６３人と集計され、１５年（８０万３６２２人）から３９万４４１人（４８．６%）増加した。所得のある人全体（２４５８万１９４５人）に占める１億ウォン以上の高所得者の割合は４．９%で、１５年（３．８%）に比べ１．１ポイント上昇した。◇京畿道でもタクシー初乗り料金値上げへ　来年上半期に　ソウル市のタクシー初乗り料金が来年２月に引き上げられるのに続き、ソウル市を取り囲む京畿道のタクシー料金も来年上半期に引き上げられる見通しだ。京畿道は公聴会や道議会での意見聴取、消費者政策審議委員会での審議などを経て料金の引き上げ幅を決定する方針だ。引き上げ幅はソウル市と同水準になるとみられる。これに先立ち、タクシーの初乗り料金を３８００ウォンから４８００ウォンに引き上げる内容の調整案がソウル市議会交通委員会で可決された。京畿道は１９年５月に初乗り料金を３０００ウォンから３８００ウォンに引き上げたが、物価上昇などを考慮してこれまで値上げを控えてきた。◇新規コロナ感染者　３万９４２５人　中央防疫対策本部は２７日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から３万９４２５人増えたと発表した。新規感染者数は前日の約２．８倍に増えたが、１週間前と比べると８４７２人少ない。