駐韓米大使の議会承認を歓迎　韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は6日、新駐韓米大使にフィリップ・ゴールドバーグ駐コロンビア大使を充てる人事が米上院で承認されたことに対し「歓迎する」との立場を示した。

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　外交部の当局者は「ゴールドバーグ氏が無事に赴任し、韓米同盟強化に寄与できるよう積極的に支援する」と述べた。

　これに先立ち、米上院は5日（米東部時間）の本会議でゴールドバーグ氏の人事を全会一致で承認。同氏はバイデン大統領から正式に任命され次第韓国に赴任し、20日からのバイデン氏の訪韓に向けて準備を行うと予想される。

　ゴールドバーグ氏が赴任すれば、ハリス前大使が昨年1月のバイデン政権発足と同時に辞任してから1年4か月続いた駐韓米大使の空席状態が解消される。

　同氏はボリビア、フィリピン大使を経て2019年からコロンビア大使を務めている。オバマ政権下では国務省で対北朝鮮制裁を担当する調整官として、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行のため、関係国との連携などを統括していた。