文大統領(右)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
文大統領(右)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領との会談が30日午前、青瓦台(大統領府)で始まった。韓米首脳会談は文大統領の就任後8回目となる。前回は4月に米ワシントンで行っている。 会談では物別れに終わった2月のハノイでの米朝会談以降、膠着(こうちゃく)状態に陥った非核化交渉の進展に向けた韓米協力を中心に協議するとみられる。 会談には両国首脳のほか、双方から4人の高官が同席する。 韓国からは康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、盧英敏(ノ・ヨンミン)大統領秘書室長、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)、趙潤済(チョ・ユンジェ)駐米大使が参加する。 米国からはポンペオ国務長官、マルバニー大統領首席補佐官代行、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ハリス駐韓大使が同席する。 午前11時55分からは1時間にわたり、昼食会を兼ねた拡大会談が行われる。 一方、韓米首脳はこの日午後、南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を訪問する。トランプ氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)にDMZでの再会を提案しており、南北と米国首脳による歴史的な3カ国会談が実現するか注目される。
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