＜アジア杯2019＞GKチョ・ヒョヌ「責任感ある“後輩”ソン・フンミンから多くを学んでいる」

男子サッカー、韓国代表のGKチョ・ヒョヌ（27、大邱）が主将ソン・フンミン（26、トッテナム・ホットスパー）の責任感を高く評価しながら、「（自分が）先輩だが彼から多くを学んでいる」と明かした。

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　チョ・ヒョヌは23日（日本時間）、アラブ首長国連邦（UAE）ドバイでの練習を前に取材陣に向けて「試合に出たい。だが、先発の選択は監督の判断によるもの。誰がピッチに立ってもいいように、みんな同じ姿勢で準備している」と述べた。

　チョ・ヒョヌは昨年、ロシアW杯とアジア大会で正GKとして活躍し“国民的GK”となった。だが、今回のでは「AFCアジアカップ2019」ではキム・スンギュ（28、ヴィッセル神戸）に席を譲り、試合に出られずにいる。

　だがチョ・ヒョヌはチームを先に考えている。今大会、ハーフタイムの度にキム・スンギュにハグしながら言葉をかける場面が見られている。チョ・ヒョヌは「他の選手たちも僕が試合に出場したとき、そうしてくれた」と述べた。

　続けて「（ソン）フンミンが合流した際、1試合を戦いに来たのではなく、優勝するために来たと強調した。本人も体力的にキツいはずだが、責任感ある姿を見せてくれている。多くを感じ、学んでいる」と付け加えた。

　去る22日、バーレーンとの決勝トーナメント1回戦で延長戦の末に2-1で勝利した韓国は25日、カタールとの準々決勝に臨む。中2日の状況で回復時間に余裕はない。

　チョ・ヒョヌは「チームの雰囲気は良い。体力回復に集中しなければならないが、時間がなく心配だ。ミーティングを通して1回戦で悪かった部分を話し合い、直すよう努めなければならない。また、守備の際の積極性も必要だ。次ぎは90分以内に終了できるようにしたい」と伝えた。