韓国政府与党と大統領府は、去る5日にリッパート駐韓米大使が襲撃された事件と関連し、徹底した調査を通して同様事件の再発を防止する根本的な対策を準備する方針を固めた。(提供:news1)
韓国政府与党と大統領府は、去る5日にリッパート駐韓米大使が襲撃された事件と関連し、徹底した調査を通して同様事件の再発を防止する根本的な対策を準備する方針を固めた。(提供:news1)
韓国政府与党と大統領府(青瓦台)は、去る5日にリッパート駐韓米大使が襲撃された事件と関連し、徹底した調査を通して同様事件の再発を防ぐ根本的な対策を準備する方針を固めた。

イ・ワン の最新ニュースまとめ

 キム・ムソンセヌリ党代表とユ・スンミン院内代表、イ・ワング首相、イ・ビョンギ大統領秘書室長らは6日午前、総理官邸で開かれた会議を通じて意見を交わした。

 キム代表は、この日の会議で「今回のテロは、容疑者の履歴を見ると、米韓同盟の心臓部分を狙った恐ろしい事件」としながら、「徹底した調査で、その実態を明かし、厳正に処罰する必要がある。二度と同様の事件が発生しないように、(今回が)そのきっかけにならなければいけない」と語った。

 また、負傷したリッパート駐韓米大使について「一日も早い回復を国民全員で願いたい」とし、「今後、米韓両国はより強い同盟で、アジア・太平洋地域の平和と安全を守る核心的な役割を果たしていくべきだ」と強調した。

 これを前に、リッパート駐韓米大使は5日午前7時42分ごろ、ソウル・鍾路区(チョンノグ)・世宗路(セジョンノ)世宗文化会館1階世宗ホール内で、凶器を持ったキム・ギジョン容疑者(55)に襲われ大けがを負った。

 同事件についてセヌリ党ユ院内代表も「今回のテロは、本当に衝撃的な事件」とし、「党、政、庁が一丸となり、米韓同盟に少しの損害も与えないよう努力していきたい」と語った。

 また、イ首相は「政府は、リッパート駐韓米大使に対する襲撃事件について、徹底した真相究明措置をとる」とし、「米国側と状況を共有しながら、頑丈な米韓関係にいかなる影響も及ぼさないように協議している」と現状を報告した。

 これと関連し、イ大統領秘書室長も事件発生について重ねて無念さを表しながら「昨日(5日)開かれた国家安全保障会議(NSC)常任委員会でも、これまでの犯人による北朝鮮訪問や関連活動を徹底的に調査すると決定し、背後勢力の存在について捜査し、究明を急ぐ。厳密な措置をとることに決定した」とし、「我々社会の憲法的価値を否定する勢力と行動を防ぐため、根本的な対策を準備していく」と語った。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0