【東京13日聯合ニュース】在日同胞のための「在日同胞墓地(仮称)」が、日本の大阪府枚方市「京阪奈墓地公園」内に造成される。3300平方メートルの広さに2000基余りの墓を建設するほか、在日同胞たちの霊魂が眠る場所であることを示す文句を刻んだ慰霊塔も設置する。早ければ27日から墓地を利用できる見通しだ。
 墓地の造成を進めてきた在日韓国商工会議所の崔鐘太(チェ・ジョンテ)会長は、13日に聯合ニュースのインタビューに対し、自身の母親が眠る忠清南道・天安の「望郷の丘」(海外同胞らを埋葬する国立墓地)のような墓地を同胞のために作りたいと思っていたところ、京阪奈墓地公園の協力と支援により、わずかながらも実現できることになったと述べた。経済的な問題から、韓国や日本で亡くなった親のため墓を建てることができない同胞が多いと聞いたが、在日同胞墓地は同胞がだれでも安く利用できるようになると説明した。所得の少ない人々が無料で親を弔うことができるよう、基金を造成する計画もあると紹介した。

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