【ソウル2日聯合】完成車メーカー5社が2日に発表した販売実績によると、5社の5月の販売台数は48万3544台で、前月に比べ2.1%減少し、前年同月比では5.1%増加した。
 国内販売台数は前月比2.6%減の10万7234台、輸出台数は前月に比べ2%ほど少ない37万6310台を記録しており、原油価格の上昇や米国市場の低迷などの悪条件が自動車販売にそのまま反映されたと分析された。

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 現代自動車は国内だけで5万5202台、海外で19万6069台を販売し、合計販売台数は前年同月比8.5%増の25万1271台と集計された。新車販売や海外工場の実績好調に伴い5月の販売台数としては過去最高を記録した。先月は国内シェアが51.1%に達し、15か月続けて国内シェア50%を維持したほか、国内で「ソナタ」を1万2471台販売し、10か月連続で国内ベストセラー車種1位の座を守った。

 起亜自動車は、国内販売は2万6452台、輸出は9万6422台と、前年同月比5.0%増の12万2874台を販売した。国内ではガソリン代を意識する消費者らが軽自動車やLPG車を好んだため「モーニング」と「カレンス」の販売台数が増加し、輸出は海外工場生産分のうち3万642台を売り上げた「シード」の好調などで前年に比べ2.6%増加した。ルノーサムスン自動車は「SM3」や「QM5」などの輸出実績が好調だったことから前年同月比35%増の1万7657台を販売した。

 一方、GM大宇自動車は、国内販売が前年同月比22.4%増の1万4239台に達した半面、輸出が6万8777台と前年に比べ5.4%減少し、全体的に実績が1.7%ほど減少した。双竜自動車は国内販売と輸出がともに減少し、全体販売台数は前年同月比34.8%減の7176台にとどまった。

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