“認知症の妻放置説”ピアニストのペク・コヌ、韓国に帰国し一連の騒動にコメント 「妻は平穏に過ごしている」(画像提供:wowkorea)
“認知症の妻放置説”ピアニストのペク・コヌ、韓国に帰国し一連の騒動にコメント 「妻は平穏に過ごしている」(画像提供:wowkorea)
ピアニストのペク・コヌ(白建宇/クン=ウー・パイク、74)が、認知症を患っている女優で妻ユン・ジョンヒ(76)を放置したとの疑惑に強く反発している中、韓国に帰国し、立場を明かした。

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 ペク・コヌは11日午後、仁川国際空港を通してフランスから帰国し、入国ゲートに姿を現した。この日、ペク・コヌはジャケットを羽織り、ニットにチェックのマフラーを着用して取材陣の前に登場した。

 ペク・コヌは空港で待機していた取材陣に対し「家族の話をめぐって物議をかもし、申し訳ない」とし「映画女優ユン・ジョンヒ(妻)は非常に平穏に生活している」と明かした。

 また「わたしたちは何の問題もなく、心配してくださることについては感謝している」と短くコメントした後、関係者らと共に空港を離れた。

 これを前に、ペク・コヌ-ユン・ジョンヒ夫妻と23年間親しくしていたA氏は去る8日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」とのインタビューで、司会者が「ペク・コヌ先生はとてもショックを受けているでしょうか」と尋ねると、「患者の世話をするのも大変なのに、こんなことまで起きてしまい、全く眠れなかった」と明かした。

 続けて「今朝、通話した。こちらが朝(の時間帯は)フランスは夜明けだが、通話できたのをみると、眠れなかったのだと思う」と付け加えた。

 一方、A氏は「ペク・コヌさんと娘が、糖尿病とアルツハイマーを患っているユン・ジョンヒさんを放置し、ユンさんが外部と断絶されたまま監獄のような生活を送っている」という請願内容に対し、「わたしがペク・コヌ先生から受け取った資料とは、全く異なる事実だ」と反論。

 A氏は「昨年のユン・ジョンヒさんの誕生日の際、レストランに行って家族が撮った写真をわたしももらったし、クリスマスに娘や孫とパーティーをする写真ももらった」とし「ユン・ジョンヒさんが、あんなにダンスが上手だとは知らなかった。音楽に合わせて楽しそうに踊る動画をわたしに送ってくれたこともある」と強調した。

 また「ペク・コヌ先生がスマホで撮って(写真を)送ってくれた。2年間(家族と)会えなかったというのは、とんでもない嘘だ」と指摘。さらに「ユン・ジョンヒさんのお嬢さんのアパートが隣にあり、ベランダが丸くなっているのだが、朝、お嬢さんが楽器を演奏しているとき、楽器の音が聴こえていた。ユン・ジョンヒさんは(それを)聴いて、明るく笑いながら手を振る映像も昨年春に送ってくださった」とし、「その映像を見ると、『放置した』という話はとんでもない嘘だ」と反論した。

 司会者が「その映像を見せることができるのか」と尋ねると「その請願に共感することはただ1つある。それは、年齢より20歳は老けて見えるということ」とし「ユン・ジョンヒさんは病気によって家にいるので、着飾らず、ヘアカラーもしないため白髪のおばあさんのように見える」と説明した。

 その上で「その姿は本当に気の毒だ。とても年を取ったように見える…」とし「化粧もせずに家にいるからそう見えるので、その写真は提供できない」と了承を求めた。

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