韓国女優キム・アジュンがスクリーンに戻ってくる。パートナーはリュ・スンボムだ。

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キム・アジュンが映画『29年』(監督:イ・ヘヨン/制作:チョンオラム)を次期作に選んだ。

韓国映画『29年』は、オンラインで高い人気を集めた漫画家カンプルの原作『26年』を脚色した作品。1980年5月から29年が流れた現在を背景に、個性豊かな人物たちがソウルの都心で繰り広げるアクションを描いている。

キム・アジュンの役柄は、冷徹な射撃選手ミジンだ。女性的であるが心に刃があるキャラクターだ。制作者はミジンについて「今まで映画では見たことのない多面的な人物像である」と説明した。

2006年に公開され、660万人もの観客を動員した『カンナさん大成功です!(原題:美女はつらいよ)』の主人公キム・アジュンは、映画界の最も期待される女優にまで上りつめ、次期作に関心が集まっていた。それだけに映画『29年』は、独特なストーリーとともに女優キム・アジュンの変身に期待が寄せられている。

キム・アジュンと呼吸を合わせるリュ・スンボムは、遊び人ジンベを演じる。男らしい人物で過去に起きた事件に対立していく主人公だ。

このほかにも俳優ピョン・ヒボン、チョン・ホジン、チン・グ、ハン・サンジンら演技力に優れた俳優陣が顔をそろえた。

『ヨコヅナ・マドンナ』で演出力を発揮したイ・ヘヨン監督がメガホンと取る『29年』は、9月初めにクランクイン予定だ。
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