イ・サンミン の最新ニュースまとめ
カン・インソン(姜仁仙)大統領報道官はこの日「尹大統領がキム・デギ(金大棋)秘書室長とアン・サンフン(安祥薫)社会首席を犠牲者たちの遺体安置所であるキョンギド(京畿道)医療院利川病院葬儀場を弔問させ、故人の冥福を祈りながらこのような指示をした」と明らかにした。
特に、尹大統領は現場で最後まで高齢の透析患者の世話をして死亡した故ヒョン・ウンギョン看護師について「ヒョン看護師は『一生を律儀に生き、私の看護を受ける人たちの安寧のために献身する』というナイチンゲールの誓詞をそのまま実践した真の看護師として記憶される。韓国政府はヒョン看護師の犠牲と献身を決して忘れてはならない」と参謀たちに強調したと姜報道官は説明した。
一方、遺体安置所を訪れた金秘書室長は遺族たちに「尹大統領がイ・サンミン(李祥敏)行政安全部長官に二度とこのようなことが起きないよう徹底した原因究明と予防措置を取るよう指示した」と伝えた。
続いて「尹大統領がヒョン看護師の『自身の命を犠牲にして、人のために尽くした精神』に深い感動と共に無念の気持ちを表した。『国民を代表して感謝と慰労を伝えてほしい』と述べた」と伝えた。
これに先立ち、5日午前10時17分ごろ、利川市官庫洞のハクサンビルで火災が発生し、5人が死亡、42人が負傷した。火災は3階のスクリーンゴルフ場で発生したが、煙が上の階に流れ、建物の最上階である4階の病院にいた患者4人と看護師1人が避難できずに死亡した。
消防当局は特に、ヒョン看護師の死亡に関連して、ヒョン看護師は火災が発生した時、避難する時間は十分だったにもかかわらず、患者たちを先に避難させるための措置をしていて、被害に遭ったものと推定している。
消防隊員たちが現場に進入した時、看護師たちは患者たちの手首に連結された透析機関をはさみで切った後に避難させていたが、患者の腕に連結された透析機関は作動途中に抜けない上、体の不自由な患者たちも多く、避難の時間はさらにかかったという。
Copyrights(C)wowkorea.jp 83