念願だった「私は一人で暮らす」に出演できて、喜びを爆発させるキム・ジソク。(画像:画面キャプチャ)
念願だった「私は一人で暮らす」に出演できて、喜びを爆発させるキム・ジソク。(画像:画面キャプチャ)
俳優キム・ジソクが6月4日(金)に放送された「私は一人で暮らす(邦題:シングル男のハッピーライフ)」(MBC)に出演し、デビュー20年目にして初めてシングルライフを公開した。

キム・ジソク の最新ニュースまとめ

キム・ジソクというと、俳優の活動以外に、韓国外語大学卒業で英語とドイツ語の教員免許を持つ賢さを生かし、頭脳派バラエティ「脳セク時代」(tvN)でも活躍。明るく気さくな人柄というのは何となく分かっていたが、今回番組を通して、人間性の素晴らしさも垣間見せた。

キム・ジソクの一人暮らし歴は15年。子どもの頃から、大学卒業後は独立するようお父さんから教育を受けてきたそうで、それに従い、大学卒業後は家を出て、現在は愛猫と生活を送っている。部屋はモダンでスッキリとしていて、冷蔵庫を見てもきっちりしているのが分かる。健康管理も怠らず、朝はABC(リンゴ、ビート、にんじん)ジュースとKTC(ケール、トマト、キャベツ)ジュースを自分で作り、コンジンタン(高級韓方薬)と一緒に飲んだり、歯磨きをしながら、かかとの上げ下げをする筋トレをしたり、晩酌のおつまみとして、食品乾燥機でドライフルーツやカジメスナックを作る場面も。

また、驚いたのが宅配便配達員への気配りだ。キム・ジソクは自宅玄関口に、配達員用のおやつボックスを置いているのだ。ある日、配達員のお母さんを手伝ってあげている小学生の息子とエレベーターで乗り合わせたことがあり、その子の姿があまりにも愛おしかったので、何かしてあげたいと思い、お菓子や飲み物を入れたおやつボックスを置くことにしたのだとか。このボックスには、少ないけれど、これで少しでも力を出してもらえたら嬉しいというメッセージも添えているが、その横に「ありがとうございます」と書いたのがその小学生なのだとか。そして、そのおやつボックスのお菓子や飲み物が減っていると、嬉しくなると言いながら、この日も補充していた。

キム・ジソクは人との縁やつながりを大事にしているようだ。ファンクラブの代表2人とオンラインで定期会議をする様子も公開。そのうちの一人が結婚することを報告すると、自分の妹が結婚するかのように喜び、結婚式で司会をすることも約束した。

この日は、ボランティアについての打ち合わせをしていたが、キム・ジソクは自分たちが何をしたら良い影響力を与えることができ、成長することができるかを考えているのだという。ファンとはよく連絡を取り合い、会議をしているそうで、気さくに触れ合っている様子がうかがえた。その流れで、実はアイドルグループ「LEO」出身で、歌手デビューが先だったことも告白。しかも、担当パートはローラップと英語ラップのクールガイだったと明かし、キー(SHINee)をはじめ、スタジオメンバーを驚かせていた。

その後、「脳セク時代」で共演した親友の俳優ハ・ソクジン、イ・ジャンウォン(Peppertones)がキム・ジソクの自宅に遊びにやってきた。キム・ジソクはこの家に来るのが初めての2人に家の中を案内し、一番インテリアに気を遣ったという書斎で、自慢の一品を紹介した。棚の中央に飾っている「BTS(防弾少年団)」のサイン入りアルバムだ。RMが「脳セク時代」にゲスト出演したことがあり、それがきっかけで親交を深めているそうで、誇らしそうに笑顔を見せていた。

全員いまだシングルという共通点を持つ3人の恋バナも興味深かった。同学年の3人だが、最初に結婚するのはハ・ソクジンだと思うと予測したキム・ジソクは、「結婚より恋愛をしたい」と率直に語った。結婚をしたいから誰かに会うのは、取らぬ狸の皮算用だと。ハ・ソクジンも「まずは人と会うことが大事」と共感し、努力中だと語っていた。

今回、キム・ジソクは念願だったこの番組に出られて嬉しいということを全身で表現し、スタジオのエンディングでも、キュートな愛嬌を見せるなど、飾らない姿が魅力的だった。6月16日から新ドラマ「月刊家」(JTBC)がスタートし、女優チョン・ソミンとロマンスを展開するが、40代に入ってもなお、“ラブストーリー”で主演を演じられる俳優は貴重であり、キム・ジソクはそれぐらい人を惹きつける俳優ということだ。

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