ユン・ウネ=(聯合ニュース)
ユン・ウネ=(聯合ニュース)
2007年MBCドラマ『コーヒープリンス1号店』で爆発的な人気を獲得したユン・ウネが、2年ぶりにお茶の間に帰ってくる。来月19日スタートのKBSドラマ『お嬢さんをお願い』に出演する。ユン・ウネ演じる財閥家の娘、カン・ヘナの恋と成長を、金しか知らない執事(ユン・サンヒョン)と弁護士(チョン・イル)の三角関係をからめて描くストーリーだ。

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 初撮影を控え20日に会ったユン・ウネは、サイドの髪を顔のラインまで短くカットし、後ろ髪は長いまま結ぶという独特なヘアスタイルで現れた。ドラマでさまざまな姿を披露したいと、この髪型を考え出したのだと笑った。

 『宮』でスターダムにのし上がり、『コーヒープリンス』で女優としての可能性を見せたユン・ウネは、この2年間で大人っぽさを感じさせるようになった。満25歳となり、制作者が最も起用したい女優に浮上している。

 以下は一問一答。

――これまでどう過ごしていたか。
「2年がどう過ぎたか分かりません。広告、グラビア撮影など仕事が続き、1週間も休めないまま時が過ぎました。そのせいか、何か月も経っていない気がします」。

――次回作の選択がずいぶん慎重だったようだ。
「最初の1年は、ただ良い作品に出演したいと思っていましたが、その後、『自分にぴったり合った服が着たい』と考えるようになりました。それでこそ、失敗しても耐えられる気がするので。今回のドラマは、8か月前に決めました。ぴったりではなかったけれど、少しだけ直せばぴったりになる、着てみたいなと思いました」。

――『宮』『コーヒープリンス』の成功で、ヒット確実女優に浮上した。
「視聴率10%で成功とみてもらえるのだから、ありがたい気持ちでいっぱいです(笑)。出演ドラマの視聴率が30~40%を記録したことはありませんが、それでも毎回話題になり、終了後にも記憶に残る作品に出られたおかげだと思います。運がよかったんです。自分がやりたいこと、うまくやれることをやってきたら、それが大衆の好みと一致したようです。今回も、視聴率よりどんな反応を得られるかが重要だと思います」。

――『宮』『コーヒープリンス』は2つの転換点となった。
「『宮』で演技を始めたも同然なので、大きな転換点になったことは確かですが、『コーヒープリンス~』は転換点というより、演技が何かを教えてくれた作品でした。それまでは余裕もなかったけれど、この作品で、至らないながら、演技が楽しいと感じられるようになりました」。

――『お嬢さんをお願い』での役どころは。
「子どもっぽくてわがまま、遊び好きの財閥家の後取り娘、何不自由なく育ち、歯止めの利かない、パリス・ヒルトンのような女性です。ユン・ウネのカラーが出るのでは。わたしが女性になり、女優としても少しは成長し、演じることを楽しんでいることを伝えることができたら、視聴率と関係なく成功だと思います。財閥のお嬢さんなので、これまでで最も華麗な姿を披露できそうです(笑)」。

――自信にあふれているようだ。
「気が小さくで心配性、傷付きやすいし、自信感は全くありません。芸能活動のなかで周りの反応や視線を受け、気が小さくなっているところもあると思います。そのせいか、心配する電話がかかることも多くて、そのたびに『わたしの未来は幸せ』と笑って答えるんです。芸能生活はつらい時と幸せな時が天と地の差、その中間は存在しません」。

――芸能界にデビューして10年、これまでを振り返ると。
「美術の道を夢見ていたところ、15歳でスカウトされてモデルの仕事をしているうちに、(女性アイドルグループ)<BABY VOX>のメンバーになりました。最初の5年は記憶もありません。準備なくデビューしたため苦労したので、何でも準備が必要だということを感じました。演技も何も分からないまま始めましたが、今は責任を感じながらやっていく時期。多くを学び、多くのトレーニングを積んでいます。仕事で傷付くこともありますが、少しずつ強くなっていると思います」。

――欲は多いほうか。
「自分のもの以外に欲を出すことはありません。そういうところを良いと見てもらっているようです。今は演技が自分の人生に入ってきて、楽しんでいる段階、とにかく良い演技者になりたいです。大きな夢はなく、ただ、わたしと家族が幸せに暮らせることを夢見ています」。

――25歳の女性として、休みの日は何を。
「絵を描いたり、料理をしたり、洋服を作ったり、女らしいと驚く方も多いんです(笑)。普段は友だちに会える時間がないので、一緒に食事をしながら会話を楽しむのが好きです。展示会を開いてはと言われることも多いですが、まだ余裕がなくて。チャンスがあれば、絵画勉強がしたいです」。

――恋愛については。
「恋したいです、思い切りデートもしたい。今は代わりに演技で満足しているのかも。恋愛より、自分の人生を生きることが楽しいです」。
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